2022/8/23。【火曜日少年部クラス/一般部クラス】【生徒達の想い】

〈火曜日少年部最初のクラス〉

審査の見極めを中心に。

田舎に帰省していた子供達も来たりで、いつもの火曜日より沢山いた。

彼らの夏休みもあと数日間で終わりみたい。

あっという間だな。

毎日、夏休み中の子供達の話を聞けるのが、俺の夏休みみたいな感じだったし凄く楽しめた。

9月23日の支部内交流試合(組手試合)の初出場を決意したという事を聞かせてくれた生徒もいた。

型大会には毎回出場してきた彼は、組手は苦手だと話し、これまでに組手試合の経験は無かったんだが、9月23日の組手試合に出場する事を決意するまでに丸一日、悩んだ話を聞かせてくれた。

凄く立派だと思うし、彼の笑顔と前向きな表情を見て、とても嬉しい気持ちになった。

彼はセンスは凄くあり、スパーリングも組手も上手に出来る。

とても優しい性格なのと、体の線が細い部分で、時に相手の技を貰って泣いてしまう事もあるが、確実に逞しく成長を続けている。

田口先生が試合会場でよく話される【試合に出ると決めた時点で既に一勝している】の話を彼にしながら。

応援している。

〈以下、火曜日少年部選手Aクラス〉

彼らと沢山の話をしながら。

毎日が経験と勉強。

そこは子供達も大人も本当に同じ。

〈火曜日一般部クラス〉

大舘杏紀さんのみが稽古に参加した。

ウエイトトレーニングのみを一時間以上を、多くの種目とセット数を組んで、みっちりと行った。

彼女は、今日も3クラス連続参加となり、少年部クラスから合わせると約6時間ほどは道場にいた事になる。(合間に軽食と休憩を挟んでいるにしても、約4時間半以上は稽古に没頭している)

何を目指したいのか、今後どうなりたいのかを、よく彼女に質問する事がある。

【強くなりたいです!】と、必ず答えてくれる杏紀さん。

極真空手の大会で勝って有名になりたいとか、トップを目指したいとかでもなく、純粋に【強くなりたい】そう思っている感情を言葉に発しているのがよく分かる。

そんな彼女だが、今年は支部内交流試合の高校生1〜3年生の無差別級の部で初優勝はしたものの、元々、組手試合は好きではないし、組手稽古も苦手でもあった。

普段から明るくて優しい性格の女の子だが、真面目さと芯の強さは常に感じ取れる。

またそうでなければ、とっくに空手を辞めていたと思う。

9月の東日本大会、神奈川県大会、11月の国際大会を控えている。

彼女の将来に役立つ物とさせてあげる事。

積み重ねた努力は必ず身になり価値のある物になるはずだ。