2023/1/12。【極真空手/東大和道場/木曜日少年部クラス/一般部クラス】【生徒達の可能性】

〈木曜日少年部クラス〉

前半は補強稽古、フィジカルトレーニングでの追い込みを全員で。(これだけでもかなり厳しい稽古内容だった)

メインの稽古を【組手デー】とするか【ミットデー】にするかを彼らと話しながら。

幾つかの種目で【◯ー◯◯ーを◯◯え】で、めっちゃ追い込んだ彼ら。

物凄い追い込み稽古になっていた。

結局、彼らが楽だと感じて選ぶ場合にも、更に厳しい内容にしてしまう為、結局は強くなっていくばかりの様にしてある。

無駄な稽古は何一つなくて、ミット稽古も組手稽古も同じくらいに必要な稽古でしかない。

基本稽古も補強稽古もフィジカルトレーニングも同じく大切な物になる。

前半、中盤のメイン稽古をメッチャ頑張ったから、特に男子達の要望が多かった【カブトムシの土交換】を、ラストに。

【じゃあ、いくよ!?】と、愛翔君。

土の中から成長中の幼虫達を、一斉に探し出す彼ら。

この日は3ケースにいた、成長中のカブトムシの幼虫達約40匹ほどを新しい土を入れ替えて移し替えたくれた彼ら。

先に産まれていて大きく成長している幼虫達は前回、土替えをしてまだ保管してあるから、もう少し先にラストの土替え予定。(そちらは既にメッチャでかい)

彼女達だけは、毎回、ぜんぜん平気。

【先生、カブトの土替えしないの??】と、ゆいちゃんから、稽古前に先に聞かれていたほど。

空手の稽古は彼らにとって、確かな意味のある物になる。

元気だな、本当に。

少年部クラスに参加して、全て皆の倍のラウンド数を最後まで全力で稽古した後、一度道場を出てから、再び19時過ぎに道場に戻ってきた大舘杏紀さん。

【あれ?杏紀さん、また来たの? 今日の稽古は少年部クラスで終わりでしょ?明日も少年部クラスだけでも良いよ?】と、彼女に話しかけた。

【いやいやいや!!やばぃ、やばぃ!(稽古)やりますよ!】と、満面の笑顔の杏紀さんから。

聞けば、杏紀さんは、今日の少年部クラス後、一人で歩いて帰らなければならない女子の少年部の後輩を一人では危ないからと、一緒に後輩を自宅付近まで送って行ったとの事。

夜の稽古に備えて、エネルギー補給の為に軽食とする、パンやらを買ってから道場へと一人で戻ってきた。

彼女は、いつも常にそういう感じが当たり前というか自然体でもある。

〈木曜日一般部クラス〉

杏紀さんのウエイトトレーニングメニューを中心に進めた。

バーベルスクワットの補助をしながら、別メニューで、一緒に自分自身のウエイトトレーニングをしながら。

杏紀さんには、いずれ一般部での茶色帯、黒帯を目指させてあげられたらと本気で思う。(現在、昨年末の昇級審査での一般部緑帯4級を取得している)

多くの部分で様々な可能性と才能を秘めている生徒で、今後の話も含めながら沢山話をした。

明るくて、誰からも好かれる性格の女の子だが、彼女は無駄に背伸びをしてみせたり、変に着飾らないというか、常に自然体であり、本当に純粋な生徒だと思う。

あれだけ空手の稽古ばかりしていて、大丈夫なのかなと、いつも逆に心配になる毎日だったりもする。

大舘杏紀さん、佐久間一華さんは空手では同期の親友同士でもあり、空手を通じて彼女達を心身ともに成長させていかなればと常に思う。

また、生徒達との信頼関係の中で培う時間の経過を凄く大切にしている。