経験と価値観。

今日は昼間、走り込みに行きました。

ダッシュを繰り返しました。

気持ち良かったです。

疲れは溜まっていますが基本的に一年中、ペースを変えずに追い込みます。

いつも試合前に疲れのピークが来たりする事もありますが普段、試合がなくても同じ疲れなのであまり気になりません。

稽古はオフシーズンを作らず続ける物だと自分は考えています。

少年部の生徒達はまさにそれを体現しています。

彼等は純粋に道場での空手を楽しんでいるので いつでも全力です。

本当に凄いなと思う時があります。

自分が子供から大人まで生徒達にいつも指導している事は、選手同士の組手の中では必ず勝ちを意識する事です。

子供達の場合は心身が強くなる為に、様々な経験をして次に繋げればいいと思います。

自分達一般選手の場合は個人個人が稽古の中で何処に重要な意識を置いているかだと思います。

稽古に関しては特に勝ちを意識した組手をするべきだと自分は考えています。
一回一回の組手の中で、稽古だから負けても良い等という考えは自分はありません。

それくらい真剣に打ち込む物ですし、それくらい負けず嫌いでなければ長く続けられなかったです。

テクニックを磨く稽古も当然必要ではありますがその選手個人の持っている性格や個性が必ずあり、出来る動きや必要な動きと、そうでない物もあるかと自分は思います。

選手を続けていると稽古の中での心身にかかるストレスも当然ある物です。
繊細な部分ですし、長く選手を続けていないと解らない部分だと自分は感じます。

組手で倒されても効かされても、本当に強くなりたいと考えている選手は必ず続けると思いますし、そうでなければ強くなれないです。

まだまだやる事も沢山ありますが、自分も稽古を続けて皆に色々な部分を伝えられるように暗中模索していけたらと思います。

村松君には、3年前から色々伝え続けていますが彼のポテンシャルが爆発するのは、まだまだ これからです。

昨日の稽古でも 最近続けてきた事を気付かない間に少しずつ出せるようになってきた事が嬉しかったです。

関東大会ではまた一皮向ける可能性があります。

荒木銀次君はまだ若いですから 全てが経験で 少しずつ色々伝えていきます。