冬季西東京都大会に東大和道場からは7名の選手達が出場しました。
全員が素晴らしい戦いぶりでした。
皆頑張りました。
今持てる全ての経験や技術と気持ちを、全員が出し切った内容だったと自分は思います。
負けても次に繋がる内容なら逆に良しです。
一人一人全員が次に繋がる戦いぶりだったと思います。
中学2、3年生の部で準優勝した池田凌祐君。
彼は沢山悔しい時期を我慢して諦めずにひたすら毎回稽古も頑張っています。
今日は今までの試合の中でも凄く良かったです。
パワーも付いて、今まで以上に勝ちたい気持ちや諦めない気持ちが出ていました。
元々、センスは常に抜群でしたが今日は立派な準優勝です。
おめでとう。
そして小学5年生重量級の部で見事に優勝した荒木拳三君。
決勝戦では2013年度の国際大会王者を本戦4-0で打ち破りました。(今大会での4試合を全て本戦決着での優勝)
優勝した直後、彼は号泣しながら『有難うございました!』と言ってくれました。
決勝戦で戦かった選手は現国際大会王者ですが、拳三君はその選手に過去に3回負けています。
1度目は本戦判定敗退。
2度目は膝蹴りによる一本負け。
3度目は、チャンピオンを延長戦まで追い詰める大接戦でしたが…スタミナ切れによる延長判定敗退。
4度目の対決は圧倒的なパワーと、進化した組手で本戦4-0優勢勝ち。(チャンピオンを相手に、念願の初勝利に成功)
彼から対戦相手との試合のビデオを貰って、昨年からずっと研究を重ねてきました。(パワーでは上回っているので下段の内股蹴りの空振りを気を付ける事と、焦りを無くす事、的確な下段で足を止める事、見せ技を意識しながらもパワーで捩じ伏せる事を意識しながら稽古して来ました)
今回も念入りに対策を練ってきました。
動きの速い、杉浦駿君や東大和の生徒達と連日の激しい稽古と組手を課してきました。
彼に話して来たのは「自覚を持つ事」「東大和の少年部のエースなんだと認識をする事」をずっと話して来ました。
運も味方したかと思いますが、彼の最近の責任感や稽古への取り組み方を観ていたので今回はチャンスだと思っていました。
彼は昨年秋の関東大会で初の第3位入賞に輝きました。
それまでは自分は荒木先生にも話をして、彼に支部内交流試合に必ず出るように課してきました。
彼はプレッシャーを感じながらも自分の考えに従ってくれました。(昨年秋には支部内の特選クラスでの4連覇を達成)
彼は『関東大会で勝てないなら支部内でのやり直しは嫌だけど、仕方がないから出ます』と、割り切って前向きに毎回諦めずに支部内交流試合へも出場してきました。
そういう直向きさが大切なんです。
彼はこれから大化けすると自分は信じています。
4月には国際大会を控えています。
関東大会、国際大会での現チャンピオンから勝利を納めた拳三君も4月の国際大会では優勝を狙える逸材です。
運不運はありますし、勝負は厳しい世界ではありますから、結果は勿論解らないですが、彼が勝てるように、また次に繋がる戦いになるように自分も精一杯指導出来たらと思います。
拳三、凄かった、今日は本当におめでとう。
本番は4月、頑張ろう。
出場した選手の皆、本当にお疲れ様でした。
一緒にセコンドに入って下さった荒木先生と、東大和の生徒達も有難うございました。(支部から代表で朝から一日、運営の手伝いに入ってくれた荒木銀次君も有難う)
自分の空手が生徒達にとって少しでも役に立てたら幸せです。
感動を有難うございました。
来週からまた皆で頑張りましょう。
会場まで仲間達の応援に駆け付けて下さった皆様方も有難うございました。
一生懸命応援をしてくれた生徒達も有難う。