生徒達へ。

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今日は事務処理や、やれる事を一つ一つ処理しました。

やらないといけない事と、出来る事、自分がやれる事を一つづつクリアしていけたらなと思います。

夕方から 所要を済ませて1人で読書をしていました。

伊達公子さんの本を読んでいますが、あまりにも参考になり、心に響く内容ばかりです。

自分も子供の時から勉強は大嫌いでした。

とにかく活発で運動は何でも出来ました。

少年部達を観ていると自分の少年時代と重なり、胸が熱くなります。

賢い生徒や、熱い生徒、ガキ大将的な存在や、内気だけど真面目で空手が好きな子。

自分も少年時代は、やんちゃでした。

先生には 叱られない日が珍しかったです。

いつも叱られて、反発心も沢山ありました。

少年部達の目付きを観たり、表情を観ていると凄く気持ちが伝わってきます。

何を伝えられのだろうか、と毎日考えています。

自分を振り返りながら、人を指導出来る立場なのか…、不安や焦りばかりですが、空手に関してだけで言えば、自分の今の実力までは、せめて伝えられます。

選手として どうあるべきか、何が理想か。

組手に関しては今の自分を完全に上回り、自分自身が完全に勝てないな、と感じるくらい生徒が強くなれば、次のステップへ導いてあげたいです。

自分はたいした実績も実力もありません。

最近 生徒達と手合わせする際に感じるのは 自分の為の稽古にしない事であったり、皆の癖を見抜く事、何かアドバイス出来ないかを考えながら指導しています。

自分自身が生徒よりも弱かったら誰にも指導が出来ません。

もう生徒には勝てないなと思えたら 次にどうするかを その時に考えます。

まだまだ伝えられる。

自分自身が現役なので。

戦う空気をずっと纏っていたいんです。

失敗や反省は多々あります。

自分はストイックでもなければ、真面目でも何でもありません。

お酒も飲みますし 沢山色々食べます。

毎日 弱い自分との戦いなんです。

少年部達の純粋さが本当に羨ましいです。

対等な目線で 空手に関してだけは 皆がやる気になるように、強くなれたらなと思います。