手紙。

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4月に関西へ引っ越しの為、 あちらの支部に移籍をした飯田真聖君から今日、自分宛に手紙と写真が届いていました。

彼は3年生の頃に東大和道場に移籍してきました。

丸々2年間を東大和での厳しい稽古に耐え続け、ひたすら稽古に通い、みるみるうちに実力を付けていった生徒の一人です。

皆に好かれて、仲間達から惜しまれながら関西へ引っ越しました。

彼本人からの手紙の内容を読むと、移籍して一ヶ月後の交流試合では黒帯を相手に戦い準優勝をしたとの事でした。

そして迎えた7月の全関西大会では4試合を勝ち抜いて見事に優勝したそうです。

全関西王者ですね。

過去には準優勝が最高位でしたが、念願の初優勝が全関西大会での優勝です。

凄いなと思います。

彼の手紙の内容には【東大和での2年間の稽古の成果です、優勝するまでに技ありをいくつか奪えた事や、金久保先生にも試合を見て貰いたかったです】という内容が綴られていました。

東大和にいた頃から毎日の稽古と毎回の試合で、強豪達の顔を蹴りあげてきた必殺の上段前蹴りだなと思いました。

彼の上段前蹴りは試合時間の残り数秒間、時には1秒でも劣勢だった試合を、たったの一撃で引っくり返してしまう必殺技でした。

その技で、実力ではまだ敵わない相手にも度々、勝ちを納めた試合もありました。

今はおそらく毎日の稽古で更に磨きがかかっているのかも知れませんね。

引っ越しをする際に、『東大和であれだけ厳しい稽古を繰り返して来たわけだし真聖なら、どこへ行っても全然大丈夫だよ』と話して送り出しました。

早々にビックタイトルを手に入れた彼に嬉しさと、彼なら、やるだろうなと思っていた気持ちが甦りました。

凄いなと思う。

これから益々強くなるかと思います。

全関西大会優勝の実績を糧に更に飛躍を目指して頑張って下さい。

真聖、本当におめでとう。

よく頑張ったね。