ライバル編1。

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混戦のトーナメントの端にたまたま配置されていた彼ら。

新小学3年生の部で2人とも4試合を勝ち上がり、決勝戦で顔を合わす事になりました。

同学年の中でも体格は決して大きくない彼らですが大きな相手や帯が上の相手を次々に打ち負かして勝ち上がりました。

決勝戦は延長戦にもつれる大接戦ではありましたがどちらも一歩も譲らず。

本戦2-0(宮岡健士郎)

延長戦4-1(宮岡健士郎)

白熱した接戦でしたが先輩の意地を見せて優勝したのは、宮岡健士郎君。(彼は先月の西東京都大会でも第3位でした)

対する準優勝は、飯酒盃 龍君。(彼は試合では今回が初入賞となりました)

今までは2回戦が最高でしたが、昨日の試合で覚醒した感があります。

龍君は試合前の最近の稽古でもメキメキと実力を付けていたので今までよりは勝ち上がる事は予想していました。(事前の試合稽古では2人は既に、五分五分ではありました)

対する宮岡健士郎君は試合になると普段以上の力を発揮するので、事前に勝ち上がる事と優勝も予想はしてはいました。

健士郎君は今までは支部内では4位、3位、西東京都大会でも3位と安定感はありました)

今回彼は特選クラスにするか初級にするかを迷っていました。(過去に3位入賞は特選クラスか初級かを選択が出来ます)

しかし彼は『まずは初級できちんと優勝したいから』と事前に話してくれたので、『じゃあそうしよう』と答えました。

そして見事に優勝。(ワクワクしながら2人が勝ち上がっていくのを見守りました)

健士郎君の持ち味は抜群のスタミナと粘り強さ。

今回のテーマは集中力を切らさない事や、決して諦めない事。

彼は三軒茶屋道場のW君とも仲良しで、ライバル関係な様子があります。

今回、準優勝した龍君もセンスがあり、自分の得意な技の一つである「左右のカカト蹴り」を器用に使いこなします。

蹴り方も自分と良く似ています。

上段に対するガードやブロックを気を付けさせて来ました。

決勝戦で戦った彼らに共通するのは厳しい稽古を当たり前に乗り越えてきた事。

今後も稽古を休まずに続けていきましょう。

2人は秋の支部内交流試合では特選クラスへの挑戦となります。

今の支部内の特選クラスは、本当にレベルが高いのでこれから半年間、必死に稽古を続けて貰いたいです。

一つ一つ段階を上げさせていきます。

東大和の3年生が盛り上がってきたので嬉しいです。

東大和の3年生には現在、彼らの中で先頭を走る実力者の鈴木嵩人君もいます。(今月の国際大会に出場予定、第1回全東京都大会3位の実績保持者)

そして厳しい稽古の中でメキメキと実力を付け始めている服部諒太郎君も3年生です。(彼は支部内初級クラスでは、初出場初優勝をしています)

道場に来てくれるからには皆を確実に強くして帰す事を常に考えています。

厳しい稽古の中で礼儀や、先輩後輩、優しさも自然に学んでいけます。

それと飯酒盃 龍君も明日から少年部選手クラスへの参加が可能となります。(火曜日の選手クラスは試合実績保持者のみとしています)

また明日から皆で頑張りましょう。