国際大会を終えて。

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東京体育館で行われた2日間の国際大会が終了しました。

応援に駆け付けて下さった東大和道場の生徒達や御父兄の皆様方、有難うございました。

2日間を運営スタッフとして働いてくれた池田凌祐君も有難う。

大変だったと思います。

セコンドとして手伝いをして下さった荒木先生、小柳さんも有難うございました。

東大和道場を代表して出場した4名の生徒達の頑張りも凄かったです。

残念ながら入賞者を出す事は出来ませんでしたが、全員が確実に次に繋がる内容だったと思います。

大舞台での緊張感に押し潰されないメンタルを既に4名とも兼ね備えていたと感じます。

彼らは一人一人 自信に満ちた様子がありました。

「今日はいける」と感じながら彼らにアドバイスを送り続けました。

選手として試合に挑む部分で感じる、メンタルの保ち方をひたすら彼らに伝え続けました。

あんなに素直に話しに耳を傾けてくれる彼らが本当に可愛いなと思います。

緊張感で初戦や、各試合での動きが固いのは誰しもありますが、それが必ずしもプレッシャーに飲み込まれている訳ではありません。

固くなるのは選手なら誰しもあるかと思います。

今回、4名の生徒達は自分自身に打ち勝てていましたし、全員が大舞台で初戦を突破しました。

「毎回確実に成長している」自分も嬉しかったです。

鈴木嵩人君。(初戦は得意の中段で緑帯の選手に完封しました)

2回戦では彼よりも一回り大きい、過去の国際大会優勝経験者との対戦となりました。

経験と技術、パワーの差で惜しくも判定敗退でしたが善戦しました。(次にやるべき課題もはっきり解りました)

彼ならまだまだこれからいくらでも変化をします。

今回も優勝した国際王者を相手に、今の彼があそこまでやれた事も収穫でした。

荒木拳三君。(2月の西東京都大会では国際大会連覇王者にも勝利していました)

初戦は絶好調、心身の充実を窺わせる内容でした。

セコンドの声をきちんと聴けて、その指示を確実に行える冷静さもありますし、精神的にも充実していました。

2回戦では優位に試合を進めながらも残念ながら、上段での技ありを貰ってしまいましたが また次に活かせたら良いです。

雨宮伶空君。(初戦、2回戦を順当に勝ち進みましたが、素晴らしい戦いぶりでした)

3回戦でも強豪を相手に一進一退の接戦ではありましたが、僅差で惜しくも判定敗退。(課題にしてきたのは挫けないメンタルと勝負への執念)

昨年までの彼とは試合経験を重ねる度に既に別人になりましたし、彼のセンスと直向きさなら、今後も更に強くなるかと思います。(彼は西東京都大会へも出場、支部内特選では優勝、今大会と3連戦で挑みました)

杉浦翔君。(今大会ベスト8)

本当に強かったですし、スピード、パワー、躍動感が半端ではなかったです。(彼は普段の稽古での実力を100%そのまま出せる選手です)

彼よりも遥かに大きい選手達を次々に打ち負かして勝ち上がりました。(2回戦では68キロの巨漢の外国人選手を圧倒的な強さで破りました)

その階級でも頭一つ抜けた強さと実力を発揮して準々決勝戦でも圧倒的な強さで試合をリードしながらも、試合終了間際、1秒による減点での敗退でしたが本当によく頑張りました。

入賞をかけた試合でベスト4を目前でした。(その戦いぶりと強さからは、確実に頂点を狙える実力がありました)

驚愕の強さを発揮しながらあんなに追い詰めていたのに… それだけに自分も本当に悔しかったです。

皆には色々な話をしましたが、全てを含めて勝負の世界なので 悔しいけれどまた次に活かせたらそれで良いです。

皆 本当によく頑張りましたし、カッコ良かったのと彼らを誇りに思います。

彼らは試合中に相手選手の反則を促したり、顔面を叩かれてのアピール等も決してしない生徒達ですし、その部分は日頃から常に伝えている部分でもあります。

あんなに いつも必死に頑張っているんです。

そんな清々しい様子が皆の戦いぶりに出ていましたし、皆はあれで良いです。

自分は正々堂々と戦う今日の彼らの様子がとても好きです。

また一緒に頑張ろう。