多田将太朗君の昇段審査会が三軒茶屋道場にて行われました。
彼以外にも三軒茶屋道場の紺野さん、狛江道場の加藤優果さんも昇段審査に挑みました。
三人とも素晴らしい頑張りでした。
将太朗君は落ち着いていました。
数ヶ月前から彼に昇段審査会の移動稽古、型の分解説明、連続組手の心の持ち方と戦う姿勢、体力審査(拳立て伏せ、ボール蹴り、逆立ち歩行、棒飛び)に関して等、念密に打ち合わせをして来ました。
受審者の中では唯一、体力審査に関して、彼はなんとパーフェクトにこなしてクリアしてしまいました。(昇段での体力審査は有段者達が殆ど失敗してしまう程、困難な内容となります)
拳立て伏せは受審者達の中でただ一人、連続で100回を成功。(普段から道場でも100回以上で出来ていますが彼は日頃から自宅でも自主トレしています)
ボール二段飛び蹴りは、本人の身長プラス40センチの(2メートル15センチをあっさり一回で蹴りあげました)
逆立ち歩行は、一度も落ちずに合格(事前の東大和での稽古ではクラス稽古後に、コツコツ一人で努力を重ねて道場内を逆立ちで往復出来ていました)
棒飛びも前後往復を一回でクリア。(一本の棒を両手で掴んでジャンプして両足で潜りますが、彼は普段、前後20回も飛べるようになっていましたが、これは本当に大変ですし、殆どの人が失敗してしまいます)
ずば抜けた身体能力だと思います。
本当に凄い。
筆記審査、体力審査、基本稽古、複雑な移動稽古、型審査を終えて最後に10人組手を行いました。(通常、組手前のこの時点での疲労は半端ではありません)
上段廻し蹴りや上段前蹴りによる技ありをいくつもとりました。
高い技術と気持ちの強さや気合いも見せてくれました。
紺野さんも加藤優果さんも素晴らしい内容でした。
そして日頃から人一倍、真面目で努力の男、将太朗君お疲れ様でした。
本当に大変な昇段審査だったと思います。
よく頑張りました。
東大和から応援に来て下さった荒木先生御夫妻と竜太郎君、銀次君、拳三君、瑠美ちゃん、大坪一帆君も有り難うございました。
皆一生懸命、将太朗君を応援してくれました。
自分も嬉しかったです。
夕べは少年部の昇級審査後に東大和道場の御父兄の方々との忘年会に荒木先生と参加させて頂きました。
皆様 お疲れ様でした、有り難うございました。