第9回城西カップが終了しました。
東大和の選手達8名は、全員本当に良く頑張りました。
素晴らしい内容でしたね。
勝負の世界がどれだけ厳しい物なのかを負けて悔しい思いを経験してきた選手程、良く知っています。
確かに負けた時は課題が浮き彫りになりますから次へ進めばいんです 前向きに。
試合の緊迫感やプレッシャーは普段の生活では味わえません。
選手の心境は、言葉では例えようのない精神状態になるんです。
これは勝負の世界で実際に真剣勝負を経験した者にしか解りません。
ああすれば、こうすればと簡単に言える程、単純ではないと自分は思います。
だから、負けた選手には自分は決して、すぐには声をかけませんし、近寄らないようにしています。
勝ちあがった生徒には、すぐにでも近寄り一緒に喜び、はしゃぎたい感情は当然湧きますが、様子を観て必要なアドバイスだけを心掛けしています。
自分自身が 勝負の厳しさを本当に良く理解しています。
次に繋がる試合内容ならいいです。
試合に出て良かったと思えます。
自分の生徒達には全員に勝たせてあげたいんです。
人間、1人に勝たないといけない事がどれだけ大変な事か…
熱い試合をみせてくれた皆に感謝したいです。
一般選手権では佐野先生が優勝しました。
圧倒的な強さで。
ベテラン選手にしか醸し出せないオーラと、長い経験から来る堅実な組手と、一つ一つの技は圧倒的な破壊力がありました。
自分はダントツで優勝されるのは解っていました。
佐野先生の強さや人柄は3度、真剣勝負の試合の場で戦って、10年以上一緒に手合わせをしてきた自分が一番良く理解しているつもりです。
試合を終えて 皆に丁寧に挨拶をされる嬉しそうな佐野先生の表情と、一瞬、潤んだ瞳を観た時は、自分も涙ぐんでしまいました。(笑)
帰りの車の中で、気分良さそうに奥さんと仲良く会話をされる佐野先生を観て自分も癒されていました。
熱い男の素晴らしい戦いぶりでした。
次は自分が熱く戦う番です。
押忍
一番下の写真は、表彰式時に、自分が携帯を構えるとトロフィーを感慨深げに握りしめてくれた佐野先生です。(笑)
一度、撮り終えてから自分が『もう一回!!』と言ったら目を丸くしながら、『もう一回!?OK!』と言って再び握りしめてくれました。
カメラや携帯を向けると何かをしてしまうサービス精神が可愛らしいです。(笑)