『新.地獄のミット』。

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少年部凄かったです。

(写真は2クラス目)

せたひがラリーの1枚目を早くもクリアした青帯のR君。

稽古に来る回数も多く頑張っています。

時にふざけたりして叱られる事もありましたが、明るくセンスもあり伸びてきています。

緑帯のY君は『組手がやりたい、ええ!今日はやらないのかぁ…』と本気で残念がる様子が可愛らしく面白かったです。

今日、2クラス目で子供達に課したのは「新.地獄のミット」シリーズの一端。

今年から取り入れて行きます。(皆が今のレベルに来ている為に質も高いです)

毎日 一人一人を観ながら確実に全員を変えていきます。

あれだけの稽古をして強くならない訳がないです。

厳しい稽古の中で身心を鍛える。

厳しい稽古で自分と向き合う。

その事により課題が見えてくる。

自分に厳しくなれれば人にも優しくなれる。

そんな話をしました。

大人になれば、ただ優しいだけでも時には良くない場合もあります。

自分が正しいと思う事が間違いでないなら、周囲に例え嫌われたとしても時にそれを貫く力強さも必要になるのではないでしょうか。

「そんな強さを養う事」自分が子供達に伝えたい部分の一つです。

彼らのあの厳しい稽古に挑む姿勢は感動の一言です。

自分の意志を深く考えた上で、どうあるべきかを明確にする事を自分自身も未熟な身分なので常に考えています。

子供達はあれだけ必死に空手の稽古に打ち込んでいたら今後、間違いは無いと自分は思います。

目や表情が明らかに変わります。

素直な表情や余裕のある目付きになります。

それは、有り余るパワーを空手にぶつけて子供達自身の可能性を、彼らが稽古を通じて知れる部分もあるのではないかと自分は思います。

緑帯のR君。

センスも強さも半端ではないです。

彼の弟が水曜日から入会してくれました。(ポテンシャル、センスもR君に瓜二つ)

彼らの弟や妹達、宝の原石が増えて来ました。

本当に嬉しく思います。

R君は小柄ではありますが、組手では自らの倍近い重量級の体格の相手も一撃で効かせてしまう破壊力抜群の突き技の持ち主です。

あの動きやセンスは一体何なのか?と思うような激しい動きと組手をします。

昨年の横浜カップでは多人数の大激戦区を勝ち上がり、見事に第3位に輝きました。(準決勝も一進一退の内容)

試合を重ねる度に著しい変化を繰り返しています。

今日も生徒達のあまりの頑張りに笑みがこぼれっぱなしでした。

『どうだー、新.地獄のミットはぁ?』と冗談交じりに問いかけると。

『ありえない辛さ』『何も言えない…』『息も出来ない』等でしたが、皆充実感溢れる笑顔でした。

凄かった。

『先生が編み出した』と自慢しておきました。(笑)

やる事は単純ではありますが、段階を経た彼らの今だから出来る様子と、自分自身が一般選手の長年の経験と稽古を繰り返してきた中から考えて、皆にも体感して貰いました。

立川道場からMちゃん、R君、Sちゃんの3名が出稽古に来てくれました。

4月の国際大会に出場するという彼女達にも同じ内容を頑張って貰いました。