金曜日少年部。《西東京都大会について》

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少年部2クラスでは今日の皆の頑張り凄かったです。

審査も終わり、2月、3月、4月の各大会に向けて試合に向けた稽古に比重を置いています。

一年中を通して生徒達を更に強く、技も上達、心を鍛える事を念頭に一人一人の指導計画を立てています。

厳しい稽古を一生懸命行っていると子供達は自然に礼儀や思いやりも学んでいきます。

一人一人の変化を見逃さないようにしています。

またそれが楽しいですし、自分の仕事でもあります。

来てくれている生徒達を確実に変える事。

これに尽きます。

最初のクラスでは白帯から上級者まで30名を超えていましたが、幼年部から全員まとめてスパーリングを行いました。 (立川道場からはR君が出稽古に来てくれました)

東大和では自分の方針ではありますが、幼年部から小学生高学年の生徒達をクラスにより、全員一緒に稽古をさせています。

これには意味があります。

高学年の生徒達には幼い幼年部達と触れ合いながら、思いやりや優しさを学ばせる事。

幼年部達には大きな先輩達の強さや技術に慣れさせて、心の免疫を付けさせていく事。

帯が上の低学年や、高学年の先輩達は年下の幼年部や、白帯の後輩達には本当に優しいです。

自分は道場に来てくれる皆が可愛いので全員を確実に変えていくと決めています。

今日初めて、スパーリングを行った生徒達や、初めてサポーターを付けて稽古をした生徒達が楽しそうに稽古をする様子が嬉しかったです。

2クラス目の上級者達にはレベルの高いスパーリングと組手、「新.地獄のミット」を行いました。

皆かなり免疫が付いて、明らかに変化してきました。(地獄のミットと自分が話すと子供達から『新?』と聞かれます、笑)

数ヵ月後、半年、一年後にはそれに応じて更に変化をさせていく予定です。

先輩達には夕べ、自らの稽古で掴んだ技術の感覚的な部分を皆に指導しました。

まだまだこれから。

皆で頑張ろう。

写真の緑帯4年生のR君、S君。

二人とも3月の西東京都大会に同じカテゴリー(重量級以上)にエントリーしています。

R君は小柄ながらも、重量級選手を一撃で効かせてしまう破壊力抜群の突き技と、またオールラウンドな技の持ち主です。

S君は粘り強く、破壊力抜群の下段廻し蹴りを武器に、パワフルな組手で迎え撃つ真っ向勝負を繰り広げます。

二人とも名勝負師ですが3月、4月は爆発の予感が漂います。

同世代のライバルや親友達が仲良くする姿は本当に微笑ましいです。

夜の一般部では茶色帯のRちゃんが色々な話をしてくれました。

かなり追い込んでいましたが本当に頑張りました。

彼女は小学6年生から受験勉強と学校生活で一年半、道場を休みました。

それまでは幼年部からの選手キャリアもあり、関東大会でも準優勝と、その他の大会でも数々の実績を残しました。

現在は中高一貫の中学校で全校1位の成績を保ちながら空手の稽古を楽しんでくれています。

生徒達はたまたまか、長年の空手での集中力や、粘り強さからか、学校での成績が良い生徒達も多いです。

学校での勉強も勿論大切だと自分も思います。

彼らを観ていると、長年の空手が確実に勉学にも役に立っているのではと思わせざるを得ないです。

逆に勉強は苦手でも、他に得意な物があったり、好きな事や目標があれば全然良いかと自分は思います。

自分自身は幼年期から活発で運動は全て得意でした。

勉強は小学生時代から、からきしでした。

頭が悪かったからなのかは解らないですが、スポーツや遊びの方が好きでした。

文武両道の彼らがとても羨ましいですし、生徒達と話していると今の自分自身が色々と勉強にもなります。

今日は本当に良い一日だった。

■2月23日(日)西東京都大会の午前の部の集合時間は9:30となります。

※試合開始は10:00〜。

■午後の部は13:00集合となります。

※小学6年生のカテゴリーは+-ともに午後集合となります。

お間違えのないようお願い致します。

腕相撲、秘かに流行っています。

皆、腕力が凄いです。(明らかに強いと思います)

■22日(土)から4月6日(日)の支部内交流試合の申込みを開始致します。

出れる大会は可能な限り出場するべきです。

試合を選んだり、迷ったりする場合には出るべきです。

自分自身も、仮に支部内交流試合に出られたりする事があれば全力でそれに向かいます。

何度その試合で優勝していても次のステップで壁に当たるのなら最初からやり直せばいんです。

男はそれくらい粘り強い気持ちがあって良いのではないでしょうか。

空手に関して言えばですが、支部内交流試合も全日本大会も、人と戦い、人に勝たないといけない事の大変さに関しては同じくらいに大変だと自分は思います。

勝負の世界はそれくらい尊い物です。

試合での向上も考えている方々には是非、諦めずに挑戦し続けて欲しいなと思います。