昼間3時から開始した少年部審査会が無事に終了しました。
人数的にも自分一人では無理でしたので、忙しい中、一緒に審査に入って下さった小林先生有り難うございました。
現在の東大和道場では厳格な昇級審査を行っています。
審査を受けるまでには普段の稽古の様子をみて指導での妥協や、情けをかける事なく全員を観察して審査用紙を渡してきました。
道場に通って貰いながら確実な上達と、成長を目指して貰いながら皆を指導しています。
礼儀や思いやり、目標に向かい努力する気持ちと、稽古をしてきた痕跡を見極める事を、今回のテーマに決めていました。
3級審査を受審した緑帯のS君よく頑張りました。
先輩ならではの緊張感と努力の痕跡をしっかり見せてくれました。
彼に今まで気付いて貰いたかった気持ちや、やれば彼は出来るという事を知って貰えた事がとても嬉しかったです。
難しい上級筆記審査もきちんとクリアしました。
上級審査は少年部でも かなり厳しい物なんです。
彼には今回の審査に向けて型のDVDの購入を進めました。
初級者の審査や型、審査に向けた意識の持ち方と上級者の審査に向けた意識の持ち方の違いを理解して欲しくて進めたのですが 彼の性格的にそれを示せば間違いなく夢中できちんと研究するのを解っていました。
事前に色々理解して貰えるように話しました。
自分が型を全て付きっきりで教える時間があれば いくらでもやります。
しかし そうではなく 時間的にも本人の為にも、上級者として自ら技を研究をしたり、努力をしたりと、高い意識を持って貰いたかったので進めましたが本当に良かったなと思います。
彼が今まで苦手としていた部分や、意識が改善されつつある様子が本当に嬉しかったです。
元々 とても賢い生徒なのでそれを引き出せて良かったです。
彼の上級者の審査項目に必要な試合実績に関しては、支部内交流試合での初級、特選クラスでの優勝2連覇と、全関東大会では国際大会の世界2位を退けて勝ち上がり、第19回全関東大会での第3位の実績もあり、4月には国際大会への出場が決まっています。
東大和から少年部の国際大会への出場は彼を含めて2名のみです。
是非頑張って貰いたいです。
今日の少年部達は全員が意識の高い緊張感のある様子がとても良かったと思います。
最後に小林先生と自分から皆に話をしました。
真剣に話を聞いてくれる子供達の表情も印象的でした。
見学に来て下さった大勢の御父兄の皆様方 有り難うございました。
お疲れ様でした。