少年部達はいつも通り、皆元気よく頑張りました。(日に日に組手を含めて色々な意味で皆強くなっています)
少年部の審査見極めを行いましたが、荒木拳三君、いよいよ茶色帯を受けさせます。
移動、型稽古も最近きちんとして来ました。
腕立て伏せは審査規定の36回を顎を付けてきっちりクリア出来るようになりました。
道場以外で自宅でも取り組んだそうです。
今日は『先生、腕立て伏せ出来るようになりました、後でみて下さい』と来ました。
彼はずっと腕立て伏せのみが、クリア出来ていなかったので緑帯のままでした。(それプラス、後輩達の御手本になり皆を引っ張る存在を課してきました)
試合では誰もが知る通りの強さと実績、稽古は毎日当たり前に努力をしてきました。
今年の試合では国際大会王者を2人も破りましたし、いつも茶色帯、黒帯にも勝利してきました。
今日の完璧な腕立て伏せと、基本、型、移動稽古の意識の高さを観て、もう茶色帯は充分に受けるべきだなと感じました。
茶色帯をまくにあたり、色々 意識も高く持つ事を話しました。
最近また更に強くなっているのもありますが あれだけ完璧にクリアしたので2級受審をOKしました。
とても嬉しそうでしたが、彼が茶色帯になるのは自分も嬉しいです。
皆の努力の部分を観ています。
長い間ずっと審査を受けていない生徒がいた場合、上手い下手、得意不得意は誰しもあります。
ずっと白帯、オレンジ帯の生徒達もいますが、焦らず一人一人により、ノルマを与えてそれに向けた必死な努力の部分や本人達の志を観ています。
青帯、黄色帯になるに従い、やる事やハードルは高くなり、緑帯に関しては試合の入賞経験が必要になります。(緑帯の4級審査には、それまでの試合入賞経験以外に、東大和では関東大会以上の試合での1勝以上としています)
「緑帯をまく頃には本物の強さ」を得る事を課しています。
それが茶色帯、黒帯になるには更に大変なハードルが伴うのも事実です。
簡単ではありませんが、だからやる価値があり、目指すうちに自然に心身が強くなる。
極真空手とはそういう物です。
まぐれでは なかなかなれない世田谷東支部の緑帯、茶色帯。
ただ、努力をしてそこに到達する頃には色々な物が実際に変化をしている。
ずっと挑戦する覚悟は当然、必要になります。
チャレンジを忘れて【これ以上は無理だな】と自分で考えて決めてしまったら、そこから先は何も無くなりますし、挑戦する意欲はなくなってしまい、それでは余りにも勿体無い。
いつも そんな話を少年部達にはしています。
審査と試合はあくまでも目標なので、それだけが勿論全てではありません。
ずっと道場の仲間達や、空手を好きでいる事も大切なので、そこをテーマに指導をしています。
今日も色々感じれた一日だった。
※20日(土)少年部2クラスはお休みとなります。
夜の一般部は通常通りとなります。