一般部では2クラスを各中高生達と大人のHさんが頑張りました。
Hさんは2クラスを3時間近くを全力で頑張りました。(質の高い稽古に)
それが今日のテーマでしたが、ボクシング経験者のKさんですが、素晴らしい動きをしてくれました。(空手での戦いを心掛けていますが、今日はかなりの変化をみせてくれました)
そして何より驚きだったのは中高生達の著しい成長ぶり。
緑帯のT君、K君、茶色帯のR君、S君、全員が組手や打ち込み、フィジカル稽古を全力で本当に、素晴らしい動きをみせてくれました。
緑帯のT君はコツコツ真面目に努力を積み重ねるタイプ。(彼の真面目な性格と持ち前の継続出来る、粘り強さプラス、彼の空手を更に強くさせていく事を自分のテーマとしています)
緑帯のK君。(毎回来る度に変化をしてきています)
性格の部分を含めて、礼儀の部分。(彼は元々賢いので毎日、現在も著しい変化を繰り返しています)
小学生離れした有り余るパワーがあり、わんぱくな一面は以前からありましたが、今日の彼は本当に立派でした。
稽古に打ち込む姿勢や礼儀の部分や言葉使いや、表情を含めて確実に変化しています。
今まで一つ一つ気付く事をその都度、皆に指導して来ました。
大人のHさんが、ホウキや雑巾掛けをしていると自らの掃除を終えたK君が、『自分がやります』と、気遣いをしてくれました。
『一般部では例えば、帯が子供達の方が上級者であったとしても、白帯の大人達に対してでも年齢は上の人達に対しては子供達から礼儀を尽くすように、掃除は率先して皆からやる事、そういう部分を含めての一般部での稽古だよ』と、細かい部分も皆には語りかけて来ました。
茶色帯のR君は誰よりも空手が好きで、試合経験、稽古量ともに豊富です。
各大会では着々と実力を上げています。(センスも抜群)
緑帯K君のお兄ちゃんの茶色帯S君。(彼は天才肌ですが、中学生の時に一度、道場を退会しましたが昨年、再び道場へ復帰しました)
安定感抜群の組手スタイルとスピード、技のバリエーションともに、まさに天才です。(技は何でもオールマイティにこなせますが、本人の課題は突き技の強化)
今の東大和道場はまさに宝の宝庫です。
皆の実力やポテンシャルをいかに引き伸ばすかが自分の仕事です。
全員凄かったです。
こんな動きが出来るのか、というような素晴らしい場面が沢山みれました。
それと同時にやはり継続的に続けられる者は間違いがないなと確信しました。
厳しい稽古を終えた彼らに『空手を一生懸命やっていたら間違いがないよ』と話しました。
「努力をして貰いながら、今までになかった自分を知って貰う事」
「それを知る事により、努力をして変化した際に向上をする事が出来る、空手での尊い部分や仲間との信頼関係を知って貰う事」
それを若い中学生の生徒達には知って貰いたいと常に考えています。
信頼関係を築ければ子供達はついてきてくれます。
自分自身の若い時期の経験であったり、今まで積み重ねた空手での経験が確実に皆の心に響くと信じています。
何かの事情で道場を辞めるのは仕方がないです。
しかし、長く続けていたら本人達にとって確実に、かけがえのない自信に変えていけるのではないでしょうか。
自分は若い生徒達を変えていけると信じています。
一人一人を大事にしています。
「来てくれた生徒達に確実に意味のある指導」これを常に考えています。
何も変わらない指導であるのならば意味がないと自分は考えています。
生徒達からも学ばせて貰う事ばかりです。
自分自身も変わっていく事。
それもテーマです。
今日彼らに話した事は『学校の勉強も当然大事だけれども、道場で皆が一生懸命に稽古をして感じている今の尊い気持ちや、厳しい稽古から体感している部分は空手での稽古でしか学べない部分だよ』というニュアンスで皆に話しました。(学校でも学べない、空手の稽古や、上下関係でしか学べない大切な部分を伝えていく事が自分の仕事でもあります)
厳しい稽古を終えた彼らが掃除をしながら、必死に稽古をして味わう興奮と充実感を感じながら、神妙な様子で聞いてくれました。
皆の成長ぶりと、空手センスに驚かされるばかりです。