【2017極真祭 全日本青少年空手道選手権大会(小学5年生女子+35キロ級)平石千賀さんが見事 準優勝!!】

■2017極真祭・全日本青少年空手道選手権大会【小学5年生+35キロ級】

準優勝 


平石千賀【城西世田谷東支部・東大和道場】

■2017年8月19・20(土・日)に京都府立体育館(島津アリーナ)にて行われた 2017極真祭【全日本青少年空手道選手権大会】(2017/8/19・20)


2017年7月17日に行われた【第25回全関東空手道選手権大会 兼 東日本空手道選手権大会】で第3位に入賞した平石千賀 選手。(関東大会クラスでは初入賞となった)

過去の大会では、第5回神奈川県大会優勝、第7回・8回横浜カップを2連覇優勝、2016第14回城西カップ第3位、全関東大会、国際大会では常にベスト8と…あと一歩のところで、ビッグタイトルを含めて、大きな大会での入賞以上の結果を残せずにいた。 

常にトップ選手達と遜色の無い実力がありながらも、もがきながらの苦悩が続く中…日々の稽古を怠らずに、ひたすら空手の稽古、長年を通い続けている道場と、仲間達との交流を楽しみながら、前向きに空手の稽古を積み重ねていた。

2017年に入り、日々の道場稽古と各大会を含めて、日に日に実力も伸ばしていた。

年上の男子選手達との、連日の厳しい組手稽古。

日々の少年部クラス稽古以外の、個別稽古(パーソナルトレーニング)、連日の長時間に及ぶ過酷な稽古内容となる、毎年の夏休み短期講習にも、積極的に参加しながら稽古を積み重ねる中…確かな力を黙々と蓄えていた。  


【全日本青少年大会では、確実に入賞以上を狙える実力に来ている…優勝も視野に入る…】

そんな期待を感じさせる、強烈な強さを醸し出す仕上がりへと成長していた。

今年7月に東京都墨田区総合体育館で行われた、2017第25回全関東大会には【2016国際大会王者】【2016全日本大会・2017国際大会】を2連覇中の王者達もエントリーされていた。

そんな中、各王者達と遜色の無い、確固たる実力と強さを見せ付けた大会となる中、堂々の第3位に初入賞となる。 

2017極真祭(全日本青少年大会)では幾つかのテーマを掲げていた…

【準決勝戦で対戦が予想される、2016国際大会王者にリベンジをして、必ず勝利をする事】


【入賞以上、優勝の結果にも拘る事】



この2つをテーマに挑んだ【2017極真祭】(全日本青少年空手道選手権大会)

初戦となる準々決勝戦は、強豪大型選手を一切寄せ付けずに、圧倒的な(本戦3-0判定勝ち)を納める。(3審判制で行われた)


近頃の稽古では、一つ一つの技に切れ味の鋭さと、明らかなパワー(破壊力)を増していた。

無尽蔵のスタミナ、鉄壁のディフェンス技術に加えて、体幹の強さや総合的なパワーが加わり、更に組手の安定感を増していた。

持ち前の打たれ強さと、破壊力抜群の、突き技の回転力、長いリーチから繰り出される強烈な蹴り技にも確かな磨きが掛かっていた。

リーチを活かした【突き技の距離】に重きを置いて稽古を積み重ねてきていた。

今大会…最大の山場となった準決勝戦。

過去に3度負けている、超強豪選手との対戦となった…。

【2015極真祭 全日本青少年大会・優勝】【2016国際青少年大会・優勝】

その他にも長年、数々のビッグタイトルを総なめにしてきた、2016国際大会王者との再戦となる。(2017国際大会では準優勝をしている強豪選手)

2017年4月の国際大会では、3度目の対戦となり、2016国際大会王者を相手に、一進一退の肉薄した試合内容で…本当に、あと一歩の所まで追い詰めてもいた。 

【今回は絶対に勝てる】【絶対に勝つ】

その気持ちで対峙する。

スリリングな試合展開を、持ち前の集中力と勝負への執念で、2016国際大会王者との大一番を、見事に完封勝利で乗り越えて見せた。(鋭い上段前蹴りの連打、左右の上段廻し蹴りを全て見切り、カットをしながら 豪快な蹴り技と強烈な突き技のラッシュで、最後まで王者を攻め立て前に出続けた) 

本戦3-0の圧倒的な勝利を納める。

気迫の籠る執念の組手で、元国際大会王者を完全に固まらせた。 

この時点で…残すは【日本一】の称号のみ。

日本一という、ビッグタイトルの掛かる決勝戦へと向かう平石千賀 選手。 

圧倒的な強さで、元国際大会王者を破り、リベンジを果たして、準決勝戦を終えた直後…

満足した表情を全く見せずに決勝戦への舞台を待った。 

日本一の称号を掛けた、決勝戦の相手は【2016全日本青少年大会・優勝】【2017国際青少年大会・優勝】連覇をしている、現国際大会王者との対戦となった。


体重差とパワーで迫り来る、現国際大会王者に対して、スピードと手数、重く切れ味の鋭い、蹴り技を主体に、一歩も譲らない一進一退の激しい戦いとなりながらも…最後の最後で、惜しくも現王者の牙城を崩せずに試合を終える。


激しい蹴り技の度重なる連打、更なる連打で勝利への執念を見せた。

僅かな差でもあり、今後の更なる道筋となる、過去の試合の中でも、まさに【ベストバウト】と呼べるに相応しい試合となった。 

今大会で、初の全日本青少年大会に出場ながらも…第2位となる【準優勝】を獲得した平石千賀 選手。 

同世代の女子トップ選手へと、堂々と名乗りを上げる事となった。 

無限の可能性を秘めており、今大会により、更なる自信を付けて、今後の大会へと挑む事となる。 

関東大会王者、全日本大会王者、国際大会王者への、ビッグタイトルも間近に迫りつつある。 

今後は全ての称号が…明確に目に入り、実際に間近へと迫る。

たゆまぬ努力、折れない心、実践となる本番にも強い。 

何よりも…過酷な稽古を続けても、全く怪我をしない、丈夫な身体を兼ね備えてもいる。

組手稽古と、厳しい稽古が辛くて嫌で…日々、泣きながら道場へと通い続けた、低学年の時期を経た。  

全てを乗り越えて経験としながら、今は涼しい表情で、一人で当たり前に道場に通い続ける日々で、仲間達との交流を楽しんでもいる。

同学年女子の中では身長も高く、小学5年生の現在でも、既に155センチを超えている。 

手足の長さを含めて考えても、行く行くは身長170センチ前後にはなるだろうとも予想がつく。

平石千賀 選手の、今後の更なる活躍に期待が掛かる。


■2017極真祭・全日本青少年空手道選手権大会【小学5年生+35キロ級】



準優勝 


平石千賀【城西世田谷東支部・東大和道場】