気付くと。【火曜日一日】

  
40歳になっていた。

華恋ちゃん、千賀ちゃん、紘鏡君が、誕生日のバースデーカードを、それぞれに色々くれた。

【金久保先生、40歳おめでとうございます、これからも宜しくお願いします】

そんな言葉が綴られていた。(紘鏡君から)

女の子達からの贈り物も、メッセージ付きの可愛らしい、バースデーカードだったな。 

国際大会の帰りに、千駄ヶ谷駅から新宿に着くと。 

反対側の電車に乗り換えた、千賀ちゃんが…

逆の電車に乗る自分が、見えなくなるまで、電車の中から、ひたすら手を振ってくれていた。

華恋ちゃんがくれる、毎年のバースデーカードも、いつも癒される物ばかり。(今年のも面白かった) 

沢山の生徒達が、おめでとうございます、と言ってくれた。

よく知ってくれている。

30歳になった時には、意外に嬉しかった。

物凄い、はやかったな…30歳からの、10年間。

現在、大阪で仕事でも、大活躍をされている先輩方が夜遅くに、誕生日だからと、わざわざ電話を下さった。 

20年前の今頃、中野の、ウエイトトレーニングのジムで、3人で鍛えていたり、毎日、道場へ通いながら、毎週土曜日になると、恵比寿と代官山辺りで、過酷な稽古をひたすら一緒に繰り返した。 

そんな思い出話をした。

当時の場所や、先輩が住んでいた古いアパートが、恵比寿駅の近くに、まだある。 

早かったな…20年間も本当に、あっという間。 

自分が22歳の頃には当時、苦楽を共にした兄弟の様な先輩方は、仕事に専念する為に、空手を辞めて大阪や、広島へ帰った後、自分だけ、東京で空手を続けた。

その時、空手を辞めたら、自分は何も出来なかった。

強くなる事が全てであり、青春だった。

先輩方は現在、大阪で一緒に働かれています。 

その先輩方と出会わなければ、自分が空手を続けている事も無かったかも知れない。

自分が多少なりとも、まともになれたのも、空手で知り合った、先輩方のお陰でもあります。

懐かしいな。

40歳か。 

気持ちは小学生や、中学生の頃のままの部分が、多々あるな。

19:45〜22:00 一般部クラスにて皆と一緒に稽古。

多田将太朗君と組手稽古。

良い汗を流せた。

久しぶりに稽古に来てくれた鈴木さん、昌也君も頑張りました。