ライバル編3。【4年生特選王者決定戦】

   
   

  
4年生特選クラスは、実力者の2人が決勝戦を争いました。

【2015世田谷東支部内交流試合4年生特選クラス】

優勝 

鈴木嵩人(東大和)

準優勝 

服部諒太朗(東大和)

前回、前々回と、この学年の特選クラスでは優勝2連覇を達成している服部諒太朗君。

初戦はシード。 

準々決勝戦では強豪の一角、大坪航君(三茶)と3度目となる対戦を本戦5-0で、ライバル対決を制する。

準決勝戦は、2015西東京都大会3位の強豪と対戦の末に本戦5-0で勝利すると、特選3連覇の掛かる決勝戦へ進出した諒太朗君。

今大会の優勝候補大本命の【大魔人】鈴木嵩人君。

2014第6回横浜カップ、2015第7回横浜カップで優勝2連覇、第22回全関東大会3位、第1回全東京都大会3位、2015西東京都大会優勝。

今大会は昨年から、支部内交流試合の出場規定が変わり、そのタイミングを縫って久しぶりの出場となった鈴木嵩人君。 

幼年部、小学1年生と、支部内初級、特選ともに優勝を連覇している彼は、その後の支部内交流試合へは、出たくても出れずに来ました。

組手試合の経験を積みたくても、なかなかタイミングが合わず、全関東大会、地方大会では、結果を残すもの、国際大会では毎回、2回戦で国際大会王者と対戦して無念の敗退を繰り返していました。 

白帯の頃から鈴木嵩人君も、服部諒太朗君も指導して来ましたが、初めて会った彼らの様子も鮮明に覚えていますが沢山の思い出があります。

彼らも順調に強く育って来ました。 

鈴木嵩人君には、出れるタイミングにあるのだから、稽古の一貫として、また実戦で色々と感じる為に、支部内交流試合への出場を進めました。

結果的に出場して良かったです。

実力で言えば勝って当たり前の中で、そのプレッシャーを乗り越えたら、後々の彼の経験になり、更に精神的にも強くなれると考えて、彼にそれを伝えて来ました。

3試合の全てを、技ありを含む本戦5-0優勢勝ちと、技あり2つによる一本勝ちのみ。

予想通り磐石の圧倒的な強さでした。 

道場での最近の組手稽古では、上段廻し蹴り、上段膝蹴りを5発、繰り出せば、5発とも全て当たる的中率までに、必殺の上段を放ちながら磨いていました。

4年生の彼が、稽古で放つ上段系の技の数々は、同学年の強豪達が誰も受けられない、5年生、6年生の特選クラスの先輩達にも度々命中していた。

今大会、実戦の試合でも、それを証明してみせた。 

来年以降の全関東大会、国際大会でも優勝を狙える逸材へと成長しつつある鈴木嵩人君。 

来年からも更なる【大魔人】旋風を巻き起こして貰いたい。

4年生特選クラスで激闘を繰り広げた飯酒盃龍君、鈴木心君、初級クラスで準優勝した有馬悠翔君も今後に期待です。 

行く行くは皆、今の東大和道場の6年生達の様になる事も間違いないです。