2015西東京都大会が終了しました。
先ずは小学3年生+30キロ級で優勝した鈴木嵩人君、おめでとうございます。
今大会での彼の優勝は、本人が目標設定としていた【優勝する】
彼はそれを有言実行しました。
予想通り、予定通りの結果で自分も嬉しい限りです。
「上段廻し蹴りによる、まさかの敗退」「反則による減点等の敗退」
この2点だけを注意すれば、実力的には間違いなく勝てると感じていたので、結果が出て安心しました。
人との勝負には、実際にやっている者にしか解らないプレッシャーや、不安とストレスが常に伴います。
結果を果たせた時の、一番の喜びと醍醐味は、そこに至るまでの本人の努力と流した沢山の汗や時には、怪我や痛みを乗り越えたからこその試合結果です。
凄く嬉しかったのは、嵩人君が優勝直後に、自ら『先生、有難うございました』ときちんと、十字を切って挨拶に来てくれた事。
そういう部分の礼儀を日頃から、学んでくれている事が本当に嬉しい限りでした。
彼は初の支部内交流試合の初級クラスで優勝した直後…(当時はまだ幼年部だった)審判をしていた自分の所に嬉しそうに来てくれて優勝した報告をしてくれた事を覚えています。
今日の彼は優勝しても、特に浮かれる事も無く、いつも通りの彼でした。
昨日の稽古でも、彼の試合に向けたモチベーションの高さも凄かったです。
疲れが溜まり、風邪をひく事に気を付けたかったので、彼と龍君には軽めの稽古内容を課して休憩をさせながらの内容としました。
本番となる国際大会に向けての良い流れを掴めたかと思います。
彼はゆくゆくは後輩達を引っ張る、今の拳三君や、翔君の立ち位置へと確実に成長していく生徒なので大事に育てていけたらと思います。
彼と同年代の諒太朗君と、龍君も今日の試合では素晴らしい内容と、またあと一歩でしたが、2人とも素晴らしい戦いぶりでした。
諒太朗君は2回戦で、国際大会チャンピオンを相手に判定1-3で敗退。(主審の3本目での敗退)
副審が一人、彼に旗を挙げていた。
試合後の本人は、明るい様子でしたが、国際大会に向けて、彼の自信に繋がる様子があったのが今日の収穫でした。
諒太朗君は国際大会前には、4月の支部内交流試合の特選クラスでの2連覇を計画しています。
その後には、本番となる初の国際大会へ、諒太朗君も嵩人君と同じカテゴリーに挑みます。
飯酒盃龍君も、関東大会第3位の強豪と、序盤から最後まで激しい打ち合いを展開しました。(本戦0-4での敗退)
内容的には多少の技術と、経験の差のみかと思いました。(課題も明確です)
気迫とヤル気、豊富な稽古量は道場の少年部の中でも群を抜いています。
彼はとにかく空手も道場も大好き。
ひたすら通い一生懸命に空手をする毎日です。
4月の支部内特選クラスでは、諒太朗君や、健士郎君と優勝を目指して、凌ぎを削ります。(実際の試合では誰が勝つか解らない程、普段から一進一退)
今日は1年ぶりの組手出場となった鶴見奏君。(小学4年生-30キロ級に出場)
精神的にも充実していました。
準決勝戦での、昨年の国際大会3位の強豪とも過去の中でも、一番良い試合だったと思います。
抜群の才能と、センスもある生徒なので空手をずっと好きでいて欲しいなと思います。
諦めずに続ける事。
いつも皆にも話している部分です。
今日の西東京都大会に支部からスタッフの仕事として、手伝いをしてくれた大森明日夏さんも有難うございました。
明るい笑顔で一日、一生懸命に試合会場で働いてくれていました。
今日は千賀ちゃんや、潤君、翔君が、仲間達の応援に来てくれていて、自分と一緒にセコンドに入ってくれました。
仲間の応援をしながらも、彼らにはそれが当たり前で楽しそうでしたが、素晴らしい事だなと思います。