自分が思う事。

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少年部達、2クラスとも沢山の生徒達が来てくれました。

怪我を克服して久しぶりに来てくれたK君の素晴らしい頑張りと、相変わらずの抜群なセンスや、落ちていない体力を観て安心しました。

成長するにつれて子供達は色々な感情に変化をしていきます。

それらは自分も全て理解していますし、一人一人の表情を観たら、たいていの事は察知したいなと考えています。

色々な感情の変化は、大人になる証拠ですが、人により変化が多い少ないは性格により様々ではないでしょうか。

高学年に向かうに連れて、男の子が母親に反抗するのは自立心が芽生えるからだと自分は思います。

母親離れをする為に表面上だけは甘えなくなり、時に反発的な態度を取るようになりますが むしろ健全な証拠です。(甘える様子を、周囲の人に観られたくない等)

自分自身も小学高学年の反抗期や、自立心から来る母親離れな気持ちは半端でなかったです。

物心が付いてからは、あまり母親に甘えたり、くっついたりした記憶や、それをしたい気持ちがありませんでしたが、今では両親を大切に思っています。

最近 感じるのは年々、人の心は明らかに変化をする事。

成長過程にあったり、向上心があったりと、自分自身も過去には付き合う人間も自然に切ったり残したりと変化をしてきました。

今もそれは変わりません。

人間は日々、変化をしていくのではないでしょうか。

自分もそれはありますし、むしろ色々な事を変化していきたいと常に考えています。

絶対に忘れたらいけない大事な事は常にメモに書き留めます。

大人になると、忘れましたでは済まない事も多々あります。

中高生になると時に無意識にその時々の自らの感情を誤魔化してみたり、物事に対して自然に色々な逃げ道を作れるようにもなります。

今日の一般部では若い生徒達には長い時間、色々な事を話しました。

彼らの時期の気持ちは手に取るように理解できるので色々な部分を理解したいなと考えています。

少しでも響いてくれる部分があれば良いです。

K君は彼なりに色々頑張っています。

小学低学年から観てきた可愛い生徒の一人です。

若い頃から現場に出て仕事をする厳しさは自分自身もよく解りますし、現在それをやりながら稽古に来ている彼を、むしろ誉めてあげたいなと思いました。

彼が経験している毎日は凄く価値があり、貴重な経験なんだよと話をしました。

忍耐力や、大人に対しての気遣いや、先輩達や大人達からの厳しさ、様々な有り難みを理解出来ますし、それを経験させてくれている、お父さんに感謝しないといけないし、今まで見えていなかった、それまでのお父さんの姿や優しさであったり、学校へ戻る時には色々苦労して経験したKが周囲の同級生達よりも明らかに成長しているし、K自身から間違いなく、違う景色が見えているよ。

そんな話を彼にしました。

彼が現場仕事でヘルメットを被って潰れた髪型を気にする様子や、疲れて稽古に、間に合わないでも来てくれた様子、一生懸命稽古を行う様子に感動していました。

彼は様々な世界で大物になれる素質は充分にあり、学校の先生達が心を通わせられないなら俺がいくらでも心を通わせるよ、という気持ちでいます。

連日 稽古に来てくれたR君、T君にも色々な話をしました。

全員に同じスタンスでは中高生達には特に響きませんし、一人一人と真剣に向き合う事を大切にしています。

彼らは、やればやる程に強くなりますし変われます。(二人とも、センスや追い込み方は本当に半端でない)

モチベーションを保つ事や、各々が一回の限られた稽古を意味のある物にしていく事、目標を経ててそれに向かう努力や準備をする意味を色々話しました。

女子部のKさんやMさんとも話しました。

皆 道場が好きなんだなと感じます。

色々感じれた良い一日だった。