2016支部内交流試合 5年生特選クラス王者。【復活と前進】

   
 
■5年生生特選クラス【体重無差別】
【優勝】

鈴木嵩人(東大和) 

昨年2015年の秋に、約3年ぶりに支部内交流試合の、特選クラスへと挑んだ鈴木嵩人君。

彼は幼年部の頃に、支部内交流試合の初級クラスで、【初出場初優勝】を経験。

続く特選クラスでも、更に優勝。 

小学1年生で出場した【第1回全東京都大会】 

第1回として行われた全東京都大会で、第3位入賞を遂げた。(第2回目以降は、現在まで開催されず)

国際大会王者や、関東大会王者が集う大会だった為、【関東大会レベル】と称される。

その為、彼は支部内交流試合を【卒業】の形となる。(関東大会の入賞者以上は、支部内交流試合には、出場不可のルールの為)

当時の少年部の【支部内2年間ルール】(少年部選手が2年間を、関東大会以上の試合で勝てていない場合に、支部内交流試合に戻るルール)

その間に、彼は早々に関東大会や、国際大会を経験。 (2年生、3年生)

支部内交流試合の特選クラスで、経験を積みたいところではあり、本人からも支部内へは、出場したい気持ちも窺えてはいた。 

各大会で、トップ選手達との惜しくも、厳しい戦いが続く中、もうじき【2年間】を経過しようとしていた【第22回全関東大会】

溢れんばかりの勢いと強さで勝ち上がり、見事に、全関東大会【第3位入賞となる】

…間に合った。 

この時期、支部内のルールは、関東大会以上の入賞者は、1年間、同じレベルに達しない場合、支部内に戻るルールへと改定された。 (少年部選手達の経験を積ませるとして新たに決められた)

1年後…彼が、支部内の特選クラスへと、再び出場したのが、昨年の2015年。 

凄まじい強さで、全ての試合を上段廻し蹴り、上段膝蹴りの技あり、一本勝ちを重ねる。(3試合のうち、2試合を一本勝ちと、1試合は、技あり優勢勝ち)

【大魔人】の復活。 

古巣へと帰ってきた彼は、激しさを増して、当たり前に、ダントツの優勝。

昨年の2015年は、西東京都大会、第7回横浜カップも優勝。(第7回横浜カップでは、2014年 第6回大会での優勝に引き続き、見事、2連覇を達成)

紆余曲折を隔て、2016年の西東京都大会での試合以降… 

2016年 4月10日の支部内特選クラスに、気持ちを新たにエントリー。(2016年4月10日)

結果的には、初戦から決勝戦を含む、3試合の全てを、上段膝蹴り、上段前蹴りによる【オール1本勝ち】を納めた。

上段での技ありを合計【6回】

一本勝ちを合計【3回】

組手試合での全試合【一本勝ち】は、本当に凄い【レコード】であり、彼は過去に技ありや、一本勝ちを、量産している選手でもある。

フィジカル、パワー、テクニック、経験値、支部内の特選クラスにおいても、まさに無敵の強さでの優勝を遂げた。 

彼は明日、4月17日(日)東京体育館で【支部内5年生最強】の選手として国際大会へと挑む。

【倒す空手】それが彼の空手。

【大魔人】鈴木嵩人君の、本気の大暴れに期待したい。