夜の一般部では久しぶりに壮年部のEさんや、Tさんが来てくれました。
元気そうで良かったですし、久しぶりに道場に来てくれた事が嬉しかったです。(若手達と一緒に沢山汗を流して稽古も頑張りました)
若手茶色帯のT君。
身長が更に伸びたそうです。(現在186センチに。体重は少し増えて78キロに)
組手も竜太郎君、銀次君、大樹君、将太朗君に次ぐ強さです。
『今の動きで体重が90キロ、100キロになる頃には無敵になれるよ』と話しました。
190センチになりたいらしいです、頑張って欲しいです。
【未完の大器】
現在の彼にぴったりなキャッチフレーズです。
天真爛漫で明るい性格の彼です。(空手家としても大化けして欲しいなと期待を寄せています)
現在、小学6年生のK君。 (今日の稽古では自分が稽古の際に意識して取り組んでいる感覚的な部分を指導しましたが、驚くべき速さで全員が吸収していくのがわかりました)
小学生離れしたパワーと頑丈な身体があります。
今日の彼を観ていたらいくらでも これから更に強くなると思いました。
自分は彼が可愛いです。
色々な話や彼の日常と、本人が思っている事を聞いて、それについて今後の事を話しました。
叱られてばかりの時期もありましたが、変わりつつありますし、話す内容や仕草にも変化があり、賢くなってきています。
『一生懸命、空手を続けていたら間違いがないから』という話を細かくしました。
本当に真剣に聞いてくれました。(現在はたまたま空手の先生である自分と彼との信頼関係の話を説明しました)
彼らくらいの年代の少しヤンチャな子供達の気持ちは手に取るように理解が出来ます。
皆一人一人可愛いです。
子供達は話をしてくれている大人が本人達の中で、本物なのか、そうでないのか、また本人達を親身に考えてぶつかってくれる存在なのかを当たり前に見抜きます。
自分自身もそうでした。
適当な大人には彼らは心を開かないどころか、口も開かない場合や、接する態度すら使い分ける年代です。
自分は厳しく叱る時や、言わなければいけない瞬間と自分なりに感じた本人達にとってベストな時期を自分なりに見極めて話します。
大人が本心で善し悪しを伝えてあげないと進む方向が見付からない場合もあるのではないでしょうか。
本人達が進む道を自らが見極めて無意識に決めて歩んでいる場合もあります。
自分自身もそうでした。(ここから先は真っ当に生きる事や、進むべき道等)
自分が彼らの年代へ話をして伝えていける物があるのなら、それは幸せな事ですし、喜んで伝えてあげたいなと本気で思います。
K君のお兄ちゃんのS君。
彼は元々、天才的なセンスの持ち主なのですが年々、素直になって成長してきました。
茶色帯のMちゃん。
彼女も幼年部から空手を続けて来ました。(現在高校生)
競技試合は一旦は少年部で卒業していますが、とにかくセンス抜群で実際に強いですし、充分に茶色帯の実力を保っています。
たまに道場に来ては空手を楽しみ、色々な話をしてくれます。
自分は若い生徒達を一人一人全員が可愛いですし、大事にしています。
通う度に意味のある指導を。
これを心掛けています。
荒木竜太郎君。
実力はとっくに黒帯の強さもありますが彼に付けたキャッチフレーズは、左右の上段一発で相手を倒す技を兼ね備えた【スナイパー】。
競技選手の経験値もあります。
様々な部分で色々な経験を兼ね備えたら 彼も大化けする逸材です。
今日たまたま、写真に残せなかった生徒達も全員頑張っています。
彼らに、特に中高生の生徒達に共通している事は全員が頭が良い事。
聞くと今日来ていた生徒達全員が、学校での成績が優秀で、倍率の高い高校や大学に全員が辿り着いている事。
ヤンチャな様子の生徒達も聞くと皆、学校での勉強や成績が優秀だという事。
本当に驚きました。
見た目は関係ないんです、仮に勉強が苦手であっても全然良いと自分は思います。
しかし何故、彼らが学校での成績が良いのかを自分なりに分析したのですが、それはやはり厳しい空手の稽古を長年続けて来た事や、やはり一番は【粘り強さと集中力】と感じざるを得ないです。
あれだけ厳しい稽古に耐えて来た訳ですから、当たり前かなとも思えます。
本当に感心しました。
そして若い世代のヤンチャな様子の子供達には、今までの自分自身の経験を伝えていく事であったり、可能な限り彼らにとって最善の道へと導く事。
それを仕事に出来て、自分等が皆の役に立つ事があるのであれば凄く幸せな事です。
子供達と接する事で自分自身も変わらなければと、毎日心を洗わせられる思いです。