三軒茶屋道場の木曜日の選手稽古に参加して来ました。
木曜日の選手クラスでは長年、近藤先生が指導されています。
自分が他の支部から三軒茶屋道場に移籍してから12年程、今に至るまで手合わせをさせて頂いている先輩です。
(先輩との稽古は、素手で本気で御互いに叩き合うのが当たり前です)
近藤先輩は過去に極真空手の全日本大会の重量級を2度も制覇して【極真の重戦車】と言われてきた人ですが、先輩は空手を始める前にもレスリングの世界においても数々の実績があり、日本一にも輝かれた方です。
今日は先輩に格闘技の中でのタックルを切る技術について、ほんの触りの部分ではあるのですが感覚的な部分を教えて頂きました。
自分は以前から空手を武道として考えてきた部分があり、顔面ありの稽古の経験もありますが、以前に流行った総合格闘技での、対戦相手と組んでから相手を床に倒す技術にもずっと興味はありました。(現在も柔道等にも興味があります)
空手は顔面への突き技の打撃は禁止されていますが、素手で顔を殴られる事に自分は元々、抵抗はありません。
試合や稽古では顔面を殴られても正直、痛くも痒くもありませんが、本当に気絶しない限りは倒れませんし、痛みを表現したりもしません。(稽古中においては痛みを表す為の顔面アピールや、戸惑い等は時間の無駄と考えています)
痛みを気にならなくいられるのは、気を張っている為と、アドレナリンが出ているせいもあるかとは思います。
色々な物を知識や技術として自身の空手に取り入れて行きたい気持ちがあります。
一流のレベルに達している先輩の技術を参考にさせて頂きたいなと最近ずっと考えていました。
自分等が違うジャンルの技術を少し学んだ程度では、気休め程度にしかならないかも知れないですが、自分の空手への技術や経験に多少なりとも繋がれば、生徒達へも様々な形でフィードバックさせられたらいいなと考えていました。
やれる事や学べる事はいくらでもあります。
今日も稽古後に自主トレに付き合って下さった橋本先輩、有り難うございました。(橋本先輩も本当に長年、稽古と自分の自主トレにお付き合い頂いている先輩です)
本当に優しい先輩ですが、実際に強いです。(肉体的な打たれ強さが尋常ではありませんが、加藤先生いわくその打たれ強さから【壮年最強】と感じる先輩との事でした)
そんな先輩方に囲まれて自分は幸せだなと思います。
近藤先輩はもしかしたら、今年は現役復帰もあるのではないかと自分も願っています。
長年一緒に全日本大会の舞台で戦って来ましたが、第11回全世界大会の選抜試合となり、今年秋に行われる【2014,第46回全日本大会】への出場を誰もが期待しているかと自分は思います。
※今週日曜日には埼玉県の熊谷市にて行われる試合に東大和道場からは8名の生徒達が出場します。
日曜日のセコンドは自分一人となります。
土曜日から熊谷へ前日入りする予定です。
最善を尽くして生徒達を出来る限りのサポートをさせて頂きますので皆様、宜しくお願い致します。