金曜日一日。

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少年部では審査の見極めを行った後は、色々な話をしながら指導をしました。(立川道場からは今日もR君が出稽古に来てくれました)

明日は行けないのが申し訳なかったのですが、授業参観に誘ってくれた少年部の女の子がいましたが、気軽に話しかけてくれた事が嬉しかったです。(道場にも慣れて、妹と一緒に本当に楽しそうに頑張ってくれています)

事前に知れて予定を経てられたら、今度は是非 行ってあげたいなと思います。

少年部の男の子達は時に学校でも喧嘩もしてしまう事もあるようです。

男の子は自分が悪くないと思い、スジの通った理由のある喧嘩なら全然良いと自分は思います。

自分自身も幼い頃はよく喧嘩もしました。

彼らには大人としての当たり前の意見ではありますが、色々話しました。

引っ掻き傷やらを見ると、とても懐かしいなと思いました。

男の子はそれくらい血気盛んで良いです。

女の子や、弱い者に優しくしてあげる事等は常に話しています。

先に手を出さないのも当たり前の事ですが、彼らは既に素人のレベルの強さではないですし、勝負の世界での沢山の試合を経験して、厳しい稽古を重ねて己を知りながら、相手の事も色々な意味で感じながら察知できると感じています。

男の子達の学校での わんぱくな話を聞くと、懐かしくなり、微笑ましくなります。

色々知りながら、感じながら成長出来るのが一番良いです。

彼らは無限の可能性がありますし、空手を好きで本当に一生懸命、毎日の稽古を頑張っています。

その努力が今では余りにも凄まじい稽古レベルへと変化しました。

今日の様子を感じながら次に進ませるべき感性を彼らに話しました。

彼らを本気にさせる事や、一人一人の可能性を伸ばしてあげる事。

勝負の世界や、自らを高める難しさであったり、自らの努力で何かを乗り越えた時の素晴らしさを伝える事、感じさせてあげる事。

それが自分の仕事です。

通えば通う程に間違いなく変わる。

そんな道場と稽古での環境を作りたいと常に考えています。

ミット稽古では一人一人が、今日も本当に凄かった。

ヤル気のある生徒達は、そこから更に高みへ伸ばす。

入ったばかりの、これからの生徒達は空手を好きにさせてあげて、ヤル気にさせてあげて自信を付けさせてあげたいと思います。

夜の一般部も厳しい稽古になりました。 (体験に来てくれた中学生のR君も頑張りました。素直でセンスもあります。)

中高生達も2クラスともに全力で頑張りました。

黒帯女子Mさんの鬼気迫る追い込み、凄まじかったです。

壮年の方々も凄かったです。

2クラス目と、その稽古後には若者達の学校での日常話しや、恋愛観を色々聞かせてくれました。

楽しかったです。

自分自身もまだまだ若いと思い込んでいますが、十代の若さは本当に羨ましいですし、その時期にまた戻りたくもあるなと感じます。

自分は聞き役や、盛り上げ役に徹しますが、それもまた実は楽しかったりします。

写真の黄色帯のK君。(先日の支部内初級で4試合を勝ち進んで見事に優勝、初戦はシード)

大会では初優勝となりました。

3月の西東京都大会でも3試合を勝ち抜いての第3位入賞と、各試合では常に入賞の、本番に強いK君。(試合当日は気持ちも強い)

試合後に昨日から道場に来てくれました。

彼にも色々話しました。

何かを理由に試合後に長い期間を休むより 、出来る事をやりながら次の目標をひたすら目指す者は更に強くなります。

彼が それをやるようになったら、ここから更に強くなります。

空手を好きでいてくれるのが一番なのと、徐々に色々、理解して貰えたらと思いますし、久しぶりに稽古に来てくれた事が凄く嬉しかったです。

彼のお姉ちゃんのHちゃんは以前に稽古中に足の指を骨折して、手術入院をした翌日から、松葉杖で道場に来ては、座りながらのミットやスパーリングを連日行っていました。

怪我が完治した支部内特選の試合では見事に準優勝しました。

稽古をする中で言い訳や理由はいくらでも作れますが、苦しくても辛くても要はやるか やらないかなんです。

自分もずっとそれを続けてきて弱いながらも今に至ります。

人の判断、当時の医師の判断で、あの時に空手を諦めていたら今の自分は無かったですし、子供達に空手を教えていなかったです。

やれるかやらないか、何事も判断して決めるのは最終的には自分自身でしかないんです。

その為の投げ掛けや、アドバイスは自分の出来る事は生徒達にも伝えてあげたいなと思います。