三軒茶屋道場にて朝練。
(加藤先生と佐野先生と素手で本気の組手)
夏場は空調を消して汗だくになるのが気分爽快。
加藤先生の一言で、佐野先生と最後に、お互いに出し切った直後の組手で延長を繰り返させられた。
試合の延長にそっくりだった。
やらざるを得ない状況になり、本音は嫌でも、始まれば心身が決して諦めずに動こうとする。
試合のあのキツさによく似ていた。
延長になる瞬間や始まった最中、その人の本心や性格、日頃の稽古の様子が全て現れる。
と、自分は感じる。
今日の朝練では本当に質の高い良い稽古が出来た。
職員ミーティング後は東大和道場にてウエイトトレーニング。
15:00〜16:00まで(スクワット、背中、腰)
少年部2クラスともに関東大会前という事で、全体で それに向けて子供達を追い込ませました。
今の東大和道場の稽古の様子は自分の意志と気持ちです。
あれだけの稽古をやりながら、その中で子供達には集中力や、自尊心、相手を思いやる気持ち、上下関係、勝負の厳しさを全て学ばせたいと考えて指導しています。
ただ やみくもに あそこまではやらせられないですし、日頃 自分自身が稽古で追い込んでいなければ選手の気持ちは解らないと自分は考えています。
自分は年齢を重ねて仮に体が、今のように激しく動かなくなっても稽古は必ず続けると思います。
人にやらせるからには それくらいでなければ 生徒には伝わらないと考えています。
また真剣なら、必ず子供達もそれを感じてくれます。
時に叱らないといけない時は厳しく叱ります。
今日、三軒茶屋道場から出稽古に来てくれたMちゃん、W君も極限の頑張りでした。
二人は確実に変化をしていますし、大和での厳しい稽古に慣れてきて明らかに強くなっています。
今日はあまり 話す時間がありませんでしたが、二人は涙を流しながらも本当に必死だった。
感動しましたし、大和に来たら生徒達に確実に意味のある指導を。
それが自分の仕事です。
帯を上げさせるとか、進級の問題ではありません。
進級に関しては帯の色が変わるからには それなりの本人の努力や実力が必要にもなります。
そうではなく、厳しい稽古を続けた中で彼らの今後の生きる自信になる事や、糧になる事が一番良いなと思います。
出稽古をされる全ての道場の皆様方へ。
ベースは所属する本人達の道場あっての出稽古となります。
出稽古は確かに得る物があるのは自分自身も理解していますし、過去に他支部へ出稽古に行きましたので良く解ります。
ですが自分は、所属する道場に常に感謝の気持ちや誇りを持ちながら、田口支部長に相談をして他の道場に出稽古に行く事を忘れませんでした。
ベースは自らの道場に誇りと感謝の気持ちを持たなければいけないという事。
そういう大切な部分を忘れたらいけないなと思います。
自分は、その日その時に来てくれている全ての生徒達に全力で指導をします。
それは当然ではあります。
遠くから来てくれたからには それなりの意味のある物を指導したいと常に考えています。
幸い現在、東大和道場へは多くの生徒達が出稽古に来てくれています。
道場としても凄く有り難い事でもありますし、生徒達には、それについて常に感謝をするようにと話しています。
子供達には出稽古に来てくれた子供達と一緒に稽古をしたからには『皆仲間だし、お互いに切磋琢磨しよう』と常に話しています。
あんなに頑張る子供達を観ていればこそ 大切な部分を忘れたらいけないなと思います。
夜の一般部を含め、今日も皆さん お疲れ様でした。
有難うございました。
一般部のEさん、本当に必死に頑張りました。
壮年部の皆さんは 子供達と変わらない純粋さがあります。