今の自分。

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よく、夜中の3時4時まで全日本大会のDVDを観ていたりします。

試合後には必ず普段以上に観ます。

感覚が研ぎ澄まされているので普段よりも イメージが浮かび安く、勝てるイメージや効かせるイメージ、 まだこの技は出来ない…

等、鮮明にイメージしやすいので無意識にDVDを観ていたりします。

また、過去若い時期に観て『絶対この選手には勝てないだろうな』『…この選手は、やりにくいだろうし、絶対試合したくないな』

と、思っていた選手を現在観ると、『勝てる』というイメージが沸々と湧いたりもします。

二十代の 伸び盛りの勢いがあった時期よりも、確実に今の自分の方が強い。

疲れが抜けにくい等は、当然あるのかも知れませんが、それは経験で何とでもなります。

治療やケアであったり、様々な知識と休養で補えます。

第9回世界大会を目標に選手を一区切りしようと考えた時期もありました。

しかし 引退したところで、じゃあ自分は空手を辞めるのか?

稽古は一生続けるだろう、と考えた時に、世界大会に出場出来なかったくらいで辞める必要がないじゃないか。

どんなに怪我をしても、精神的にドン底を味わっても、【空手だけは絶対諦めない、必ず復活するんだ】と強く思い、弱気な自分を封じ込めて前向きになれた時が何度もありました。

30歳の、全日本2連覇王者と35歳の自分が互角に戦えた。

3年前に彼と戦った時よりも、接戦で互角のまま延長を繰り返す事が出来て、あと一歩まで追い詰める事が出来た。

年齢を重ねて進歩し続けているのに引退する理由がありません。

逆に そんな経験をさせてくれて、更にやる気を出させてくれた別府選手に感謝しています。

これから まだまだ進歩を続けて行きたいですし、頑張ります。

極真空手が大好きです。