土曜日少年部2。【エースと核弾頭】

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凄まじい強さだった…。

今日はまさに【翔の日】。

道場に来るなり着替えをする、杉浦翔君の上半身を観て直ぐに、その違いに気付いた。

『翔、痩せた?絞れたみたいだけど体重は?』と聞きました。

するとやはり少し痩せたと返答が。

明らかに絞れた様子でしたが、何かエネルギーに満ち溢れた気配を感じた。

彼には道場稽古以外に自主トレをするようにずっと話してきました。

最近、明らかに筋力もアップ、ある自主トレと稽古により、技に切れが増して破壊力が付いてきました。(腕立て伏せの様子も完璧なフォームで沢山出来るようになっている)

余分な肉が落ちた事により、体重が減り、今までよりも自由自在に体が動くようになっていた中、逆に攻撃力は更に増した。

今日も余りにも強かった。

まさに道場で暴れ倒して帰ったという感じだった。

破壊力、スタミナ、スピード、半端で無い強さへと変貌を遂げてきています。

何が一番 変わったのか…

それは やはり彼の意識です。

1学年、年上の荒木拳三君が、今年で少年部を卒業となり、今度は杉浦翔君を昨年の拳三君の様になって貰おうと、翔君にはずっとそれを話して投げ掛けてきました。

【今年は絶対に強くなる】という彼の気持ちが伝わってきます。

絶対に途中で、あっさり空手を辞めたりしてはいけないダイナマイト級の逸材の一人へと成長してきています。

東大和の【核弾頭】杉浦翔君が今年の西東京都大会、国際大会へと挑みます。(昨年の国際大会では入賞を目前、試合終了の残り時間、僅か1秒での減点敗退に泣き、無念のベスト8に終わった)

今年はやってくれると信じています。

あとは運と、本人の意志だけだと感じます。

そして少年部の【エース】荒木拳三君。

空手を通じて自分の思いや願いを彼にひたすら注いでいます。

5年前のあどけない、よく泣いていた彼がこんなに逞しくなってくれた事が、とても嬉しいです。

そして彼はいざ本番にも強い。

稽古をきちんと積み重ねてしっかり仕上がりさえすれば、やり遂げてくれると思います。

東大和少年部のエースが見据えるのは今年は国際大会の【優勝】のみです。(3月の西東京都大会は国際大会の前哨戦となりますが、国際王者の出場も予想されるので、西東京都大会も必死な大会になります)

3月、4月と連続で『狙うのは優勝だけです』と彼は話してくれました。

そんな拳三君と翔君の今日の試合は…

【5年生、6年生、日本最強決定戦】と称して行わせました。

まさに倒すか倒されるかのような気迫の真剣勝負。

ガツガツと打ち立てる翔君の突き技と、破壊力抜群の内股蹴りが入る。

右の下段廻し蹴りと、突き刺すような膝蹴りで前に出るパワーの拳三君。

本戦決着予定でしたが、2-2に赤白が別れる。

特別に延長戦へ。(延長戦も半端で無い打ち合いに)

延長戦での勝負の行方は…

まさに凄い物を沢山見せて貰った。