出会ってからの10年間…
必ずこうなれる逸材だと感じて、ただひたすら見守ってきた。
血の滲むかの様な、厳しい稽古と努力を積み重ねてきた彼女は、青少年時代から数々の金字塔を打ち立ててきた。(国際青少年大会では通算5度の優勝を成し遂げ、中学3年間で出場した全ての関東大会、全日本青少年大会、国際青少年大会では、その全てに勝利して無敗記録のまま中学生を卒業すると、高校生から出場した一般女子選手権大会では、無差別の全日本大会を2度も制覇してきた)(2016・2018全日本女子・無差別級優勝)
昨年2018年には、2年間のブランクを経て2度目の【全日本女子・無差別級王者】へと返り咲き、年末年始に掲げた【2019年の最終目標】に向けて、稽古を積み重ねながらも、先ずは最初の目標としていた【2019全世界女子ウエイト制空手道選手権大会】を、予定通り公約通りに制覇して極真会館一般女子の世界王者へと昇り詰めた。
極真会館【全世界女子ウエイト制大会・中量級】においての、日本人王者の誕生は、体重別の一般女子世界大会が導入されてから21年の歴史の中でも、永吉美優選手が史上初となり、まさに歴史的な快挙を成し遂げる事となった。
そして今年、2019年11月に行われる【2019全世界女子・無差別級王者】の栄冠を目指して、既に次の目標として設定している永吉美優選手。
そして写真これ…
場面と状況的に、俺は正面からは撮れなかったんだけど…
3階級の世界女子ウエイト制大会の王者達が並ぶ。
今大会の重量級王者、ウリアナ・グレベンシコワ選手(ロシア)は、昔から知ってはいるが…(写真左)(全世界女子ウエイト制大会・重量級で通算7度目となる優勝を果たしていた)
同じく軽量級王者のロシア選手も凄く強かった。(写真右)
永吉美優選手を含めた3階級の世界王者達、他、世界各国から強豪選手達が集い、今年秋に行われる【2019全世界女子・無差別級トーナメント】での世界王者の覇権を争う事となる。
極真会館日本女子の至宝、永吉美優選手の無差別級全世界王者制覇への夢と期待が高まる。
◾️2019全世界女子ウエイト制空手道選手権大会・中量級(−65キロ級)
優勝
永吉美優【東京城西世田谷東支部・東大和道場】
2019/4/20/21
武蔵野の森総合スポーツプラザ
■軽量級(-55kg)
優 勝 エカテリーナ・コズロワ (ロシア)
準優勝 八幡華菜 (千葉下総支部)
3 位 佐藤七海 (東京城西国分寺支部)
4 位 佐藤 凜 (東京城西国分寺支部)
■中量級(-65kg)
優 勝 永吉美優 (東京城西世田谷東支部)
準優勝 イウリア・グリゴレワ (ロシア)
3 位 本村愛花 (東京城東北千住支部)
4 位 島田慧巳 (本部直轄浅草道場)
■重量級(+65kg)
優 勝 ウリアナ・グレベンシコワ (ロシア)
準優勝 アナスタシア・カサノワ (ロシア)
3 位 マリアナ・クラシャコワ (ロシア)