《保護者の皆さんの少年部選手への関わり方・試合ルール・東京城西世田谷東支部のスタンスと共通認識として》

以下、東京城西世田谷東支部の共通認識として。

◉顔面殴打などの反則などに関して

・判定は審判に任せる。選手がすべき事は、これまでの稽古してきたことを、相手に精一杯伝える事。

従って、自分のパフォーマンスに影響のない反則に関して自らアピールすることはしない。(拳サポーターがヘッドギアの金網にかするなど)

・ただし、反則によってその後のパフォーマンスに影響が出る場合(喉を叩かれて呼吸が苦しい。金的を蹴られて感覚がない。顔面を叩かれて頭痛・目眩がするなど)は正直に伝えても良い。

・自分の試合を有利進めるために、パフォーマンスに影響しない顔面殴打などでわざと反則アピールすることは絶対にしてはならない。(相手が注意2だから、減点を誘う等)

・有効打のダメージをごまかすために、反則アピール、演技などもっての他。とても恥ずかしい行為であると指導する。(鎖骨のダメージを顔面殴打。下段のダメージを金的攻撃など)

 

◉応援に関して

・相手を卑下、中傷する応援はしない。(相手の攻撃はたいしたことない。相手は上段以外たいしたことない。相手は動きがのろいから。など)

◉保護者の皆さんへのお願い

・試合出場などに関しては、分支部ごとの事情があるので、保護者のつながりの中で、各大会の出場を他道場の人に強く勧めたりしないで下さい。

地方大会などは、各道場の事情や選手全体の事を考えて、道場毎に出場する試合、出場しない試合があります。自分の所属する道場の方針に従って下さい。

・技術的なアドバイスは自分のお子さんにしていただく事は良いですが、他のお子さんにはしない。技術的な事は各道場の先生に任せる。

・他の子を集めて、道場外の場所で保護者の指導のもと稽古することは禁止。

 

※下のURLは少年サッカーの保護者に関するコラムです。せたひがには幸いこの様な方はいませんが、是非ご一読下さい。

https://www.sakaiku.jp/series/cat_1/2019/014086.html

 

試合をするのはお子さんです。

保護者の皆さんは熱くなりすぎず、試合を通じてお子さんが、自立し、成長出来る様に、見守って欲しいと思います。

試合に出場する事は本当に勇気がいる事です。試合前の緊張といったら大変なもので、大人でも逃げ出したくなります。

先日の炎の体育会TVでの長嶋さんのコメント(試合前は逃げ出したくなる。何で試合するんだろう?と思う)は、試合の経験のある人は誰もが頷いた事と思います。

(保護者の皆さん全員に試合を経験して欲しいくらいです)

そして、負けて一番悔しいのは、戦った本人自身です。応援する立場の保護者の皆さんが、そこにとどめを刺さない様にして下さい。

親という字は、「木」の上に「立」って「見」ると書きます。

子供と同じ目線で一喜一憂するより、勝っても負けても、広い視野で、大切なお子さんに愛情を持って接して下さい。

 

上記の件は、これまでも折に触れて、大会後の話や各道場のブログ、稽古の中でお伝えしてきましたが、ここで当東京城西世田谷東支部の考え方を再確認させて頂きます。

ご理解・ご協力をよろしくお願い致します。

 東京城西世田谷東支部