2クラス目の少年部選手クラス、凄い試合、凄い組手の数々だった。
現東大和道場6年生少年部の【核弾頭】杉浦翔君。
今日も激しい強さで同輩、後輩達の壁になり、暴れ倒した。
現在は忙しくて、時々しか来れていない稽古回数でも、彼のあの激しい強さとは、一体何なのか。
カッコいいし、彼の強さが好きなので、笑みが溢れるばかり。
…しかし、彼に揉まれ、同世代の東大和6年生達も著しい変貌をしてきている。
【ファイティングマシーン】雨宮伶空君、小柄な体格でも、既に杉浦翔君ともガチガチの真剣勝負でも最後まで崩れない。
今日の2人の試合においては、杉浦翔君の上段廻し蹴りによる技あり判定勝ちではあった。(内容は、一進一退)
他にも、ガチガチの組手で、杉浦翔君に殆ど互角で、鬼気迫る戦いぶりを徹底した【真っ向勝負スペシャリスト】川内翔太朗君。
彼の凄い成長ぶりにも驚いた。
パワーは、2人とも殆ど、互角に迫ってきた。
白熱の戦いは、激しい打ち合いの末の上段廻し蹴りにより、やや優位に進める杉浦翔君ではあるが既に、川内将太朗君も真っ向での打ち合いでは、一歩も退かなくなった。
上記の3名に、厳しく激しく揉まれながらも、必死に打ち合い、打たれ強さを増している【補強の鬼】坂本元輝君。
さんざん 先輩達と真剣勝負で手合わせをしながらも、耐えられるようになった。
やられる事もあるが、彼の基礎体力や、ガッツと、ダイナミックな技の破壊力は、先輩達の誰もがそれを認めている。
彼らの次の世代の現在5年生の高橋光鷹君。【次期、東大和少年部のエース候補】
以前よりも、皆からの責任感も増して、今日は、彼も明らかに組手が強くなっていた。
彼の、その次の世代は鈴木嵩人君がエース候補か。
この学年も、激しい逸材達の坩堝なので、まさに目が離せない様子になりつつある。