生徒達。【東大和道場】

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2クラス目に道場に来た、荒木拳三君。

彼を呼び止め、近くに招き自分は涙が溢れて堪えるのに必死でした。

彼が来た途端に、少年部達は必死に行っていたミット稽古での追い込みを中断して、自然に手を止めました…。

自分が拳三君に話し掛けるなり、少年部達全員からは、自然に拍手が巻き起こりました。

子供達は様々な事を、感じ取ります。

言葉はいらないでも通じ合えるんです。

少年部達の【カリスマ】が帰って来てくれた瞬間だった。

これ以上は語れないですが、稽古に来てくれた拳三君を見て、熱い物が込み上げて、自分は震えが止まらなかったです。

気付いたら彼を抱き締めていました。

考えると目頭が熱くなるばかりです。

色々話したくて、彼と話もして、語り掛けましたが、言葉にならなかったです。

仲間達と再会出来た彼をひたすら嬉しく感じていました。

稽古の入れ替わりに美優さんが来て、拳三君と向かい合い『押忍』と十字を切る御互いの様子が余りにもカッコよかったです。