緑帯へ向かう2人。

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《21:00〜23:00 自主トレ》

・ランニング30分。

・200メートルダッシュ×8本。

・70メートルダッシュ×5本。

・補強、ウエイトトレーニング。

足腰のトレーニングは徹底的に。(ダッシュでないと付かない筋肉や脚力もあります)

今日からフード付のランニングウェアに切り替えました。(地肌に近い頭は走り込みや、真冬の夜の出歩きは風邪を引きやすい)

寒い頭も修業。

走り込みは疲れましたが、終わると最高です。

秋季関東大会が終了しました。

遠くまで応援、引率をされた皆様方、お疲れ様でした。

審判に入ってくれた荒木先生も有難うございました。

自分と一緒に選手達のセコンドに朝から入ってくれた明日夏さん、竜太郎君も有難う。

セコンドは一人では無理なので本当に助かりました。

10名の選手達の頑張りは素晴らしかったですし、皆事前にテーマを決めて挑んでいました。

今回、高橋龍之介君は3回戦の準々決勝戦まで勝ち進みました。(関東大会では初勝利だけではなく、勝ち星の2勝を上げました)

準々決勝戦も終了間際の上段で技ありを奪われるまでは全体的な内容もリードをしていたようにも見えました。(対戦相手は緑帯か茶色帯)

彼は元々 センスはあるんです。

最近は、先ずは関東大会での初の1勝以上を目標に厳しい稽古を追い込んできました。

稽古の成果を存分に発揮してくれました。

入賞も場合により圏内の実力を証明しました。

稽古量が増えていたのでスタミナもバッチリでした。

そしてもう一人は高橋光鷹君。(2人とも高橋君ですが兄弟ではありません)

ですが2人ともに現在は長年、黄色帯の一本線です。(現在5級)

東大和道場では緑帯の審査を受ける為には関東大会以上の試合での最低限、1勝以上を課しています。

自分が東大和に来た当初は支部内の初級レベルの少年部達も数名が緑帯を巻いていたりもしました。

当時の緑帯の生徒達を鍛え直し、後から実力を付けさせて徐々に試合実績を作らせました。

厳しい稽古を毎日課しました。

現在は東大和では緑帯になる為には組手の強さ、試合実績を確実に条件に取り組んでいます。

この部分はやはり徹底しています。

「実践なくんば証明されない」「証明なくんば信頼されない」「信頼なくんば尊敬されない」極真空手の大山総裁の理念の部分でもあります。

緑帯、茶色帯、黒帯はそれなりに努力が必要になりますし、それだけの物を証明していかないと誰しもが到達は出来ません。

世田谷東支部の少年部、中高生の上級者の帯の取得に関しては大人達よりも遥かに厳しい条件が課せられてはいます。

話が跳びましたが、高橋光鷹君は今回の関東大会では確実に一皮も二皮も剥けました。

初戦は緑帯の強豪に強烈な突き技と下段、中段廻し蹴りで効かせて完封勝利。

続く2回戦も茶色帯の強豪に善戦。

上段の技ありがなければ僅差であり一進一退ではありました。

彼は9月の支部内特選クラスでの初の準優勝を獲得。(延長戦2-3ではあり、自分は光鷹君が間違いなく勝っていたとは感じました)

今回の関東大会でも物怖じする事なく、精神的な充実ぶりが窺えました。

強くなったなと感動しています。

高橋龍之介君にしても高橋光鷹君にしても黄色帯の一本線のままでひたすら頑張ってきました。

2人とも何度も何度も「自分には無理かな」と感じた事もあるかも知れませんが、前向きに明るくただひたすら続けてきました。

4級の緑帯の審査は組手実績以外に、型、移動、基本技の上手さも問われます。

2人とも緑帯を受ける権利は自らの努力と証明により得たので、今週になるか来年3月の審査になるか解らないですが確実に緑帯になれます。

明日以降、技を確認しますが、今週か来年3月の審査ではありますが、いずれにしても審査技も頑張りましょう。(笑)

龍之介君、光鷹君、新たな一歩を踏み出せて良かったです。

次の《2014ベストバウト4》には少年部のある生徒について綴ります。