職場調べ。【大舘杏紀さん】

夏休み中に久しぶりに稽古に来てくれた、大舘杏紀さん。(中学1年生)

身長が伸びて、筋力も増している杏紀さんだが、久しぶりの空手の稽古を全力で堪能していた。

組手は痛いから苦手だけど、空手は好きだという話をいつもしてくれる。(いざ組手試合では、本番でも力を発揮する事が出来るし、過去には二回程、準優勝も獲得しているし実際にセンスもある)

マイペースな性格だから、本当に伸び伸びと空手の稽古に取り組みながら続けている。

少年部クラス稽古後…

彼女から、夏休み中の自由研究という事で【職場調べ】についての質問を受けながら。

職場調べの題材は【空手の先生】という物。

【中学生の頃に将来どんな自分になりたかったのか、どんな仕事をしたかったのか?】【何故、今の仕事に就けたのか?】【今の仕事をする中で嬉しいと感じる事、また、辛いと感じる事は何か?】【今の仕事に就く為に必要な資格等はありますか?】【今の中学生達に将来、仕事をする上で何かのメッセージを…】

ざっくりと、この様な内容の質問を受けたかと思う。(大体は合っているかと思う…他にも幾つかの質問があったかも知れないが)

…物凄いリアルに答えられる質問ばかりで、何となく話す内容では無かった為、言葉を選びながら本当に真剣に慎重に彼女へと答えた。

質問の数々の内容が、自分自身にとって一番…苦労して考えて、向き合って生きてきた部分ばかりだったからもあった。

一つだけ…今の経験から来る気持ちの中で、簡単な言葉にして答え難い質問があったけど、丁寧な言葉で簡潔に赤裸々に答えたつもり。

彼女が、今日知って感じた部分や、これまで極真空手を通じて知っている部分を、彼女の気持ちを言葉と文章に膨らませてレポートとして提出する物との事だった。

大事な話の内容ばかりだったし、心に響いて来たし、価値のある時間と意味のある受け答えにしたいなと真剣に感じながらだった。

思い出させられる、また、いつも考えている内容の質問ばかりだっただけに…

なんか…グッと来たし、だからこそ殆どを自然に答える事は出来たと思う。

彼女が小学4年生の頃に、お兄ちゃんの大舘雄斗君や、友人の佐久間一華さんと共に、東大和道場に移籍して来た時から、いつでも意味のある物にさせてあげたいと感じながら接してはいる。

杏紀さんの空手に対する気持ちも聞かせてくれた。

2019/8/9