水曜日一日。

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少年部達、沢山集まりました。

最初のクラスでは白帯の幼年部達が一生懸命頑張っていました。

幼いながらに先輩に負けずに必死でした。

一人 白帯の高学年のR君に審査の用紙を渡しました。

R君は夏合宿にも参加しましたが明るく真面目な生徒ですし、沢山稽古に来ています。

自分は指導の際に少年部でも言わないといけない時には厳しく叱る事もあります。

基本的には生徒達に対しては甘い部分もありますが、小学高学年くらいになると時に大人から言われないと気付かない事も実際にあります。

日頃からの信頼関係から成り立つ部分もありますが、言わないと明らかに違うな、勘違いするな、という場面は必ず言うようにしています。

それは当たり前の事です。(言わないで、気付かせないままの方が逆に不親切)

子供を叱れないで、彼らに嫌われたくない、恨まれたくないからと、機嫌ばかりとる学校教育で良いのだろうか、と考えるような出来事が過去にも色々な場面で実際にありました。

道場はある意味、そういう厳しさを学ぶ場でもあります。

お互いの距離感や、集団での生活や、上下関係の厳しさや、触れ合い等、空手の道場で学べてしまう。

一生懸命 稽古をして、組手ではお互いに手合わせをして実際に肌で色々な事を感じて知る。

そんな様子が道場にはあります。

夜の一般部には体験の生徒が頑張っていました。

真面目な青年でした。

中高生達の紹介も増えています。

美優さん、竜太郎君が今日も来てくれました。

昨日の試合では自分のセコンドとして協力してくれました。

一般の試合に挑むにあたり、少しでも何か参考になる部分があれば良いなと思いました。

自分も試合は少年部達と同じ様に緊張もします。

まだまだ弱い限りではありますが、長い間に命を懸けて戦ってきた事や、世界のトップ選手達と必死に戦ってきた経験は今いる生徒達にも伝えられる事があると信じています。

強くてセンスのある選手達や、若手達は続々と出てきます。

自分自身は試合の場では、仮に死んでも仕方がないと色々な事を覚悟して挑んでいます。

続けられている事も運命ですが、自分自身も今から7年前には、空手は一生無理だし、もう出来ませんよと断言された過去がありました。

しかし今も それまで以上に戦っている。

結局は やるもやらないも、空手を続けるも続けないも本人の意志でしかないですし、競技の試合の場で顔面を拳で殴られ、倒れるも倒れないも、痛がる痛がらないも本人次第です。

中高生の生徒達と接していると、20歳以上も年齢が離れているのに、同じ空間で同じ目標を持てる事が凄く幸せだなと思います。

東大和の少年部のトップ選手達は既に、国際大会のトップメンバー達に遜色ない、またそれを上回りつつある実力に到達してきています。

毎日全てイメージして計画的に指導を繰り返して、目標としてきた部分でもあります。

昨日の試合は国際大会上位メンバー達が多数出場しているレベルの高い大会でしたが、東大和の少年部達は予想通りの結果を皆が出してくれた。

東大和で行っている稽古はそれだけの稽古ですし、これからがまさに皆にっても本番です。

頑張ろう。

まずは沢山道場に稽古に来る事。

そこから色々な事が解り、感じるようになります。

今日からウエイトトレーニングを開始した。

秋の全日本大会に向けて色々試したいと思う。