ライバル編3。《せたひが賞受賞 高橋光鷹君》

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まず小学5年生初級の部で3位決定戦も勝利して第3位を勝ち取った宇津木海斗君。(試合初入賞)

今までも強さはありました。

良い試合も出来るし、粘りもあるのにあと少しの場面で上段を貰い、負けてしまう事が続いていました。

受けは下手ではありません。(組手中に多少、前傾して下を見る癖があった)
今回もいくつかの課題をテーマに挑みましたが勝ち上がりました。

初戦で右手を負傷。(ドクターがストップをかける可能性もありました)

本人がどうしても戦うという意志で2回戦以降も勝ち上がりました。

試合後『棄権しないで出て良かった』と語っていました。

火曜日から選手クラスに初めて来ていました。(嬉しそうだった)

小学2年生初級の部で第3位に入賞した小柳潤君。(彼も3位決定戦を制する)

サイドステップと突きの連打から下段廻し蹴りを多用しました。(稽古通りの動きだった)

稽古量は人一倍豊富にこなしているので入賞出来て良かった。

彼も火曜日から選手クラスへ初参加。

平石千賀ちゃんは小学女子低学年初級の部で見事優勝。(トーナメントでは初優勝)

激しい突きの連打、強烈な下段、中段、上段も蹴れる。(技あり、一本勝ちを重ねて優勝しました)

小学女子中学年初級の部で3試合を戦い抜いて見事、準優勝した阿部華恋ちゃん。(大きな相手を次々に打ち負かす)

最近の稽古で確実に変化を繰り返していたので もしかしたらと思っていましたが本当に良かったです。

速い突きの連打から下段、次々にステップワークで大きな相手を翻弄していきました。

小柳潤君、平石千賀ちゃん、阿部華恋ちゃんは近い世代なので毎回皆で切磋琢磨してきました。(道場内の試合でもよく対戦する)

3人とも夏休みの短期講習では5日間、毎日4時間ずつ厳しい稽古も行いました。

千賀ちゃん、華恋ちゃんは日頃から男の子達と厳しい稽古も組手も繰り返しています。

順調に成長しているのでこれからも頑張って貰いたいです。

最後に小学4年生特選の部で準優勝した高橋光鷹君。(特選クラスでの初入賞)

初戦も準決勝戦も強豪達を延長戦で破って決勝戦まで勝ち進む。

今回の彼は突きがパワーアップしていたのと、とにかく諦めなかったのが最大の収穫でした。

決勝戦は延長戦まで粘りに粘り、自分は確実に勝ったと思いました。(主審による2-3での判定敗退でした)

内容も素晴らしかっただけに優勝に値する準優勝だったと思います。

彼は空手を好きで、マイペースながらも厳しい稽古も継続してやれる根気強さがあります。

コツコツ積み重ねて来たので今回、結果が出て本当に良かったです。

優しく温厚な性格の彼ですが、今回の試合はとても逞しかったです。
日頃の努力を観てきたのもありますが、なかなか勝てなくてもコツコツ続けてきた事や、特選クラスでの厳しい試合を最後まで必死に頑張ったので今回の「せたひが賞」を彼に決めました。

4年生、5年生の強い仲間達に揉まれながら御互いに今後もまた更に強くなって貰いたいです。