水曜日一日。

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連休明けなので今日は三軒茶屋道場にて指導員型研修と、職員ミーティングがありました。

型研修では、10級から1級まで全ての審査型を全員で反復稽古。(指導ポイントの情報交換と、職員で共通認識を高める)

ミーティング後は東大和へ。

14:30〜15:30までウエイトトレーニング。(スクワット、背中、腰)

昼食を終えてから、入会手続き。(今日は4名の子供達が入会してくれました)

土曜日にもう1名の生徒が入会予定です。

少年部達は大勢来てくれましたが、審査の見極めと、フィジカル稽古、ミット稽古で追い込みました。

新しく来てくれた生徒達も皆、最後まで頑張ってくれました。

「地獄シリーズ」(楽しいシリーズのみ人気です、笑)

ミットと、組手シリーズは皆色々言いますが、いざ、やる時は半端でなくやってくれます。

今日は立川道場からはR君、Aちゃん、Sちゃんが出稽古に来てくれました。

彼らも今ではすっかり皆とも慣れました。

今日も出稽古に来てくれて有難うございました。

審査の見極めを行っています。

個人差や、その時々の生徒達の限界や実力に応じてであったりと難しい部分ではあります。

なかなか進級出来ていない生徒達には、最低限の課題をクリアして貰うように語り掛けています。

「出来ない事を一生懸命努力してみよう」と話しています。

頑張りましょう。

夜の一般部では久しぶりに来てくれた方々がいましたが中高生達と一緒に頑張りました。

写真は稽古後に自主トレをする茶色帯のR君と、黄色帯のS君。(ウエイトトレーニングと、ダッシュ、最後にジャンプを行いました)

S君は以前に、中学生になってから空手を続けるか辞めるかの相談をしに来てくれた事がありました。

色々 話をして 彼は後日『やはり空手を続けます!』と話しに来てくれました。

真面目で本当に一生懸命コツコツ続けてきた生徒なだけに嬉しかったです。

普段は本当に無口で優しい彼ですが、空手が好きですし、稽古はいつも常に全力です。(優しくてしっかりしているので少年部の後輩達からも人気者でした)

これからも続けて貰いたいです。

白帯の中学生達も頑張っています。

「まずは長く続けてみる事」それしかないです。

話を聞くと、強くなりたくて入門したという彼ら。(何に強くなりたいのか?、それを明確にする事も話しました)

自分が彼らの年代に感じた様々な気持ちを照らし合わせて色々感じさせてあげたいなと思います。

いかに楽しく、空手に遣り甲斐を持たせて続けさせてあげるか。

そこが重要なテーマです。

2014夏合宿、第31回全日本ウエイト制大会チケットについてのお知らせ

■今年の世田谷東支部夏合宿は、昨年と同じ場所の静岡県沼津のニューウェルサンピアにて行われます。

■日時 8月2日、3日(土、日)となります。

※小学5年生以上からの参加が可能となります。(詳細に関しては後々となります)

■6月7日8日の(土、日)錦糸町駅最寄りの墨田区総合体育館にて2日間で行われます、第31回全日本ウエイト制大会のチケット予約販売を承っております。

※東大和道場からは一般選手権の軽重量級に金久保指導員、高校生女子の部には永吉美優選手が出場予定です。

世田谷東支部から一般選手権には、金久保指導員を含め9名の選手達が出場予定です。

今年のみ、東京での開催となりますので是非 会場に足を御運び頂き、世田谷東支部の選手達の応援及び、生での御観戦をしてみて下さい。

※第2期〆切は5月21日(水)までとなります。

以上 宜しくお願い致します。

2014支部内交流試合のアルバムを更新致しました。(写真撮影と御提供は小柳さんからです)

有難うございました。

成長。

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朝方 気になっていた幼虫の瓶を箱から取り出してみた。

なんと数時間前まで幼虫の形をしていた、「アンタエウスオオクワガタ」が蛹に変化を始めていた。

白い方が最初に覗いた時の様子。(まだ、真っ白な蛹)

今日夕方、眺めたら二枚目の写真。(オレンジ色に変色を始めていた)

オスです。(顎となる角は前屈みに折り畳んでいる)

もうじきかなと数週間前から気にしていたが、幼虫が「幼室」の中で動かなくなっていた。(自らの糞で壁を固めて幼室を作り出す)

蛹になる時が一番 難しく大変らしい。(室温や湿度が適切でないと蛹になりきれずに死んでしまう)

以前、巨大化していた「テイオウヒラタクワガタ」の幼虫は、蛹になりきれずに死んでしまった。

昨日 蛹に変化を始めた様子をみて感じたのは…【神秘的だな…】と思った。(本来は自然の木の中で行われる。)

幼虫の皮を脱いで蛹になるのではなく、幼虫その物が、クワガタの形をした蛹に変化をしていく…

眺めていては変化が解らないような、ゆっくりなスピードで変化をしている。

チューリップや、アサガオが、気付いたら花開いているようなイメージに近い。

こんな小さな生命でも凄いなと感じた。

戦う為のモチベーション。

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月曜日夕方、疲労が溜まっていて全身に張りがありました。

夜は走り込みに行かないといけない衝動にかられ 、慌ててシャワーを浴びて、大量の食事をしてストレッチを念入りに済ませました。

食べたら、また眠くなりなかなか腰が上がらず ぼけっとしていました。

休みだと時間を持て余してしまいます。

稽古を休んで、お酒でも飲んだり、テレビを視ながら稽古をサボれば、後で後悔すると思いながら20年近く、それを繰り返して来ました。(稽古前にはテレビを付けないようにしています)

稽古前には余計な情報を入れないようにする事を昔から努めています。

テレビの情報を走り込みながら色々考えてしまうと、余計にしんどかったりします。

ダッシュを含めて90分間を走り込みました。

締めは30秒間の全力ダッシュを10本。(土曜日の疲れがある為、7本目辺りから腿裏が悲鳴をあげ出す) (肉離れをしない事に気を付けて合間に常にストレッチ)

調子が良い時は、最後まで確実に走り抜けられて、あっという間に終わります。

今日は、最後の数十メートルが厳しくペースが伸びない。(キツい時なりに、疲労がある時なりに、全力で追い込む)

「キツい処までは誰でもいけるし出来る、そこからが本当の稽古だろう…」(一本走る度に自分に言い聞かせる)

稽古はキツい場面までは誰でもこれます。

大事なのは、そこからいかに自分でテーマを持ちながら考えて稽古をする事や、そこから更に厳しく追い込む事が大事だと、今は年齢を重ねる度に常々、考えています。

全ての稽古に意味を持たせる事。

若い時期には、今ほど色々な稽古を一つ一つ大事に考えてはいませんでした。

また 若い時期はただ、ガムシャラに行いながらもそれでも良い時期もあります。

いつも走り込んでいる場所は20年近く、ひたすら走り込んできた場所です。(今日の走り込み後は自宅でウエイトトレーニングと補強を1時間程みっちり行う)

線路沿いガード下の路面をひたすら 走り込んで、ダッシュを繰り返して来ました。

「強くなる事」「苦しい局面で弱い自分に負けない事」「諦めない気持ち」「絶対に負けるか、死んでも負けるか」

それをひたすら考えながら、手足が契れるくらいやらなくては…という気持ちと勢いでダッシュを繰り返して来ました。(短距離走や長距離走は、昔から、ズバ抜けては速くもなく、さほど遅くもないかと思います)

キツくてペースが落ちたり、伸びなかったり、漠然と行ってしまう事も沢山ありましたが、あそこでの走り込みは長年のスタミナを支えてきた稽古の一つかと思います。

十代後半や、二十代前半は、これでもかと動く事が出来て毎週強くなっている実感が確実にありました。(周囲と比べて、なんで自分はこんなにスタミナがあるのだろう…と自惚れた時期もあります)

先週土曜日の稽古後に、馬場さん、神代さんに『こんなキツい稽古を何をモチベーションに続けているんですか?』と訪ねました。

二人とも『7月の関東大会に出る為です』と答えてくれました。

家庭もあり、40代、50代の方々が、自分と長時間の組手で手合わせをしたり、厳しい稽古を連日続けていられるモチベーションを聞きたくなりました。

組手で散々 悶絶をしたり、毎週足を引き摺って帰る壮年部の皆さんの空手に対する気持ちが凄いなと自分は思います。

十代、二十代で選手を目指す若い生徒達は、そんな事は当たり前にやらないといけないですから、逆に現在、頑張っている壮年部の皆さんの心を、見習わせてあげたいなと常に思います。

自分が思う事や皆さんに話した事は、『試合に向けて行う稽古もモチベーションを保つ上では勿論、大切な事ですね、自分の考えている事は、仮に試合が無くても厳しい稽古を、一年中行う事で、普段の仕事や生きる上での自分自身の自信に繋がれば尚更良いですね』

というようなニュアンスで話をさせて頂きました。

自分にとって空手の稽古や、身体を鍛える事も、ストレッチも、睡眠も、食事も全てが、現在では確実に仕事として考えられています。

何て幸せな事かと思いますし、大事にしないといけないなと常に考えています。

自分は心が弱いので、24時間を自分自身と自問自答しています。

寝ても覚めても「自分を変えたい」「これからどう生きるのか」「どうあるべきか」「おかしな部分をどう変えていくのか…」「絶対にこれだけは忘れたらいけない」という気持ちを常に考えています。

自問自答や猛省、後悔は日常茶飯事です。

自分にとっての稽古とは男として熱くいられる為の物であり、習慣であり、生きる為のモチベーションなんです。

空手の試合では、世界の強豪選手達で190センチ、2メートルを超える外国人選手達とも戦いました。

日本人の185センチ、190センチを超える選手達とも沢山戦いましたし、そこには勝利も負けも沢山ありました。

…あと5センチだけ、自分の身長が高ければ、選手として何か変わったのかな…?と思う事も実際にはあります。

しかし、小さい自分の身体で、大きな相手と戦う事や、100キロ、それこそ150キロを超える人間を、体重83キロの自分が打ち負かす事、どんな状況でも強くありたい…強くなる事をずっと考え続けて今に至ります。

身長に関しては今は さほど気にしてはいませんが 、十代の時期はもっと、5ミリでも1センチでも伸びたかった。

そこには女性にモテたいなと考えている自分も当然ありましたが実現せず。(笑)

格闘技に関しては大きければ大きい程に有利であり、またそれも確実な武器になるんです。

ですが、与えられた自らの肉体や心をいかに強くするのか。

それをテーマにしてきました。

空手では死んでも良いと本気で考えて来ましたし、それなりに覚悟をしないと続けられない状況もありました。

勿論、実際に死んでしまうのは嫌ですし、本末転倒ではありますが、選手としてもまだまだ足りなかったのだと思いますが、それくらいの気持ちで良いと考えて空手を続けて来ました。

過去に苦しい事はそれなりにありましたが、空手が支えてきてくれた部分は確実にあります。

以前、東大和へ出稽古に来てくれた少年部のお母さんが『東大和の少年部達の稽古に驚かされました…あれ以上の凄い事が、今後の子供達にはあるのでしょうか…』

と、おっしゃって頂いた事がありました。

自分は子供達の一人一人が大好きですし、全員を確実に変えてあげたい、と常に変えています。

少年部の生徒達には東大和での稽古を自信に変えて貰いたい、それが自分が生徒達に空手を指導する上でのテーマなんです。(試合場での彼らの勇ましい姿の中へは、そんな自分の思いを注入させたいと常々考えています)

中学や高校に入るにあたり、受験であったり、忙しくて空手を辞めないといけない場合も時にはあります。

ですが、幼少期から厳しい稽古で培った彼らには全ての出来事に挑む心や、意気込みが既に備わっています。

「だから それを次に生かせば良い」自分はそう感じながら、やむを得ずに退会する生徒達を送り出しています。

空手の試合に挑むにあたり、今の東大和の少年部達には「日常の道場での稽古を、自信と誇りに感じて、それを試合場で存分に出して欲しい」

それを思いながら指導をしています。

彼らを前向きに変えるのは自分の仕事です。

御給料を頂き、好きな事を仕事にしている上でも それが当たり前ですし、またそれが自分のモチベーションでもあります。

仕事をする上で、指導をする上で、「今日はこれで良かったのかな…もっと気持ちを注げなかっただろうか?」と振り替える毎日です。

自分自身が出来ないような、また行っていないような稽古を子供達にはやらせられないですし、自分は彼らに行わせている稽古を今でも当たり前にやります。

そうでないと、自信を持って子供達には指導は出来ないです。

男は熱くて激しくて良いな、と自分は考えています。

未熟ですが、男としての生きる上での自信を積み重ねて、また新たに勉強もする事。

弱い自分を変えていく事。

それが理想であり、自分の思想の一つでもあります。

一日を充実して過ごした夜は熱すぎて、翌日 ぐったりくる事ばかり…笑。

深夜3時を回りましたが読書をします。

連休。

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今日だけは何も稽古をしないと決めて過ごしました。(余程でないと何かしらしてしまう)

買い物がてら、いつもの店にゼリーを買いに寄る。(千円セールとなっていた、あるクワガタを発見)

「セアカフタマタクワガタ」(75mm、背中の色が特徴的)

つい、買ってしまった。

スマトラ島のクワガタですが、半年間程は生きるようです。(しかし現地の野生のクワガタなのでいつ産まれたかは不明)

その為、いつ死んでしまうかは解りません。(見た目の感じや様子は元気でまだ若いかと思います)

昔は本でしか観れなかった昆虫が、日本でも今は簡単に手に入るようになりました。

飼育は大人になってからの方がハマります。(子供の頃は、忍耐がないと触りすぎて短命にさせてしまいがち)

夜は久しぶりに銭湯へ。(ストレッチをしながら1時間程入る)

出ると入り口に座りながら寝てしまった。

読書をして、映画をいくつか観よう。

つい先日観た、トム.ハンクス主演の「キャプテン,フィリックス」

実話ですが とても良かったです。

型試合。

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今日、日曜日に茨城県武道館で行われた型試合に東大和道場から宮本朝延さんと宮本泉美さんが御夫婦で出場されました。

高校生、一般、壮年を含む14名で型試合を行われたようです。

点数は全体で、旦那さんが6位、奥さんは11位だったそうです。

宮本さん御夫婦はいつも一緒に稽古や自主トレをされています。

自宅でも年中二人で、空手の稽古をされているそうです。

時に別々で道場に来て稽古をされていますが、継続は力なり。

確実に強くなり、まさに そんな言葉がぴったりの方々です。

基本稽古も、型も、組手も、全ていつでも全力で行ってくれますが、旦那さんの大きな気合いが凄いです。

若い中高生の生徒達にはいつも見習わせてあげたいなと思います。

奥さんは先月の支部内交流試合で念願の初勝利に成功しました。

いつも勝てる実力や、パワーもありましたが、なかなか運が向かない事が多かったのですが、今回は初戦では延長戦の末に強豪を見事に破りました。(6月には緑帯を受けられます)

怪我に気を付けて 二人とも長く続けて下さい。

お疲れ様でした。

反応。

激しい稽古後は体が興奮してるのと、疲労感から 自分の場合は細切れにしか眠れなかったりします。

今朝、夢の中で誰かが放った後ろ蹴りに体が反応してしまい、飛び起きていました。(しっかり技を、かわせていましたし、リアルに感触もあり)

一体、誰の後ろ蹴りだ。

そこまでは解らず。

極限が理想。

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夜は11時30分に全てを終了しました。(ストレッチまで)

稽古は3時間以上をみっちりやりました。

自分と、馬場さん、神代さん、湊さん、美優さんの5名で行いました。

シャドーは3分間×3ラウンド。(アップと今日の調子の確認をする)

組手。(3分間×20ラウンドと、最後は5分間×4ラウンドの合計24ラウンドを行いました。)

時間にして約90分間程でしたが皆で組手をやりました。(10ラウンド、5ラウンド程で数分間のインターバル、水分補給、ゼリー、ブドウ糖を摂取)

今日感じた事は皆、明らかに強くなって変化をしてきている事。(上段やボディのディフェンス能力や、打たれ強さも増している)

倒されまいと、また、勝とうと必死な気持ちが伝わってきます。

美優さんは少し前から、定期的に自分達と一緒に厳しい連続組手での稽古を行っています。

今日の彼女は本当に凄かった。(凄い気迫が伝わってきました)

彼女が視野に入れているのは強豪外国人選手達に勝とうとしている事や、常に倒す組手を考えて取り組んでいます。

自分も厳しく手合わせをしています。

彼女がロシアの強豪選手の打撃に耐えられるように耐久力を付けて貰いたい一心です。(彼女の動きから学ぶ事も沢山あります)

今日の組手は同世代の普通の女子選手には耐えられない内容だと思います。

一番最後の自分との5分間の組手では彼女の計り知れないポテンシャルの高さを感じました。

毎回テーマを持ちながら道場に来ている彼女は今日の内容は ここ最近の中で素晴らしかったかと自分は思います。

厳しい組手の中で涙一つ流さなかったです。

日本人の高校生女子選手の攻撃には既に易々と耐えてしまうと思うような強さを感じました。

自分自身も皆さんとの組手で良い稽古が出来ました。

風邪気味でしたが、皆が来てくれる事や、一緒に稽古が出来る事が本当に嬉しかったです。

組手後はミットとサンドバックでの追い込み。(打撃力を意識しながら、最終ラウンドの、ラスト30秒間は極限をテーマに動く)

疲労が溜まる中で馬場さん、神代さんの競い合いも素晴らしかったです。

サンドバック後は、全員でウエイトトレーニング。(胸、腕、肩、背中は特に高重量で)

最後は円になり、20キロプレートを抱えてのフルスクワット。(50回数×10セット)

合計500回を皆、プレートを抱えてやりきりました。(1セットごとのインターバルは1分間)

『気持ちよすぎる…』『あと100回しか出来ないよ』と皆に声をかけながらやりました。

馬場さん、神代さんは無言でした。(笑)

そのうち 皆でプレートを抱えて1000回やりたいと思います。

やれば当たり前に出来てしまいます。

今日も皆さん お疲れ様でした。

有難うございました。

明日からゆっくり休んで下さい。

掃除やマッサージと事務仕事を終えて深夜1時に道場を出ました。

これから 食事へ。(稽古後はしばらく食欲が出ない)

食べるのも稽古であり仕事です。