今日は中高生の若手達が揃いました。
国分寺支部から中学2年生黒帯の板橋君が出稽古に来てくれました。
凄く礼儀正しく、幼年部や小学低学年から、ずっと空手を続けてきただけの、流石にしっかりとした様子がありました。
りょうすけ君達とも空手を通じて、以前からの知り合いとの事でした。
受け難いタイミングで、高く伸び上がる左上段廻し蹴りや、胴廻し回転蹴り等も繰り出していましたが、彼の今までの長年の空手の経験が垣間見えました。
皆にも良い刺激になったかと思います。
とても好青年でした。
また来て貰いたいと思います。
明日夏さん、斗希哉君、恭祐君、大貴君も頑張りました。
明日夏さんも徐々に感覚を取り戻して、打たれ慣れも出てきました。
先輩達のハードな組手の連続稽古をひたすら、見取り稽古をするオレンジ帯になったばかりの大貴君。
彼も素直で真面目な生徒ですが、これから確実に強くなれる生徒です。
美優さん、将太朗君に関しては自分も信頼している黒帯の生徒達です。
彼らは生きる上でも、空手に対しても常に明確な目標を経てて、高い意識で稽古に臨みます。
黙っていても、やる事はきちんとやる生徒達なので、ひたすら頑張って続けて貰いたいです。
そして今日は、久しぶりに布田大樹君が稽古に来てくれました。
彼には数日前に連絡をしましたが、今日は本来は来れない予定との事でした。
しかし当たり前に稽古が始まる少し前に道場に来てくれました。
凄く嬉しかったです。
本格的な稽古をするのは1年、2年ぶりかな?
上級者ばかりでしたので今日は終始、厳しい稽古内容でしたが、一度も根をあげずに黒帯として流石の実力も見せてくれました。
組手も後半になればなる程に感覚を取り戻していきました。
彼の空手での才能は本来、計り知れないポテンシャルがあります。
中学生の頃には国際大会での並み居る強豪選手達が揃うカテゴリーで、国際大会第3位の実績も取得しています。
国際大会を何連覇の優勝を飾り続けてきたか解らない、現在も中高生の中では有名な国際王者と、西東京都大会の決勝戦で戦った事もありました。
自分は付ききりで彼のセコンドに入っていましたが、あの試合は本当に感動した記憶があります。
毎年、無敵を誇っていた国際王者と延長戦までもつれて、後半は怒濤のラッシュで互角以上に打ち合いました。
組手内容は五分五分の引き分けではありましたが、自分は大樹君が勝っていたと感じる素晴らしい内容だったのを覚えています。
勝負が付かずに、体重判定で国際大会王者から大樹君が優勝をもぎ取った試合でした。
普段の稽古の中で、彼の組手技術を観察しながら、自らの組手に取り入れた技や動きもありました。
彼は何かの行事時に自分から連絡をすると、忙しくても可能な限り、必ず駆け付けてくれます。
美優さんや将太朗君も、大樹君と久しぶりに会って嬉しそうにしていました。
相変わらず素直な彼を見れた事や、彼が来てくれた事を自分も本当に嬉しかったです。
良い一日だった。