ライバル編1。

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5年生特選クラスに出場した選手達について。(支部内交流試合は少年部は体重無差別で行われます)

優勝 杉浦翔(東大和)
準優勝 星野悠久(東大和)
第3位 相原渚(東大和)

世田谷東支部の特に高学年特選クラスは毎回、完全に関東大会レベルの選手達が揃います。

前回は雨宮伶空君(東大和)が優勝しました。(今回は試合を見送り)

3位決定戦を延長戦で制して第3位に入賞した相原渚君。(特選では初入賞、昨年は初級優勝)

今年の西東京都大会初級でも優勝しました。

まだ今は小柄な体格ではありますが、誰よりも速いステップワークだったり、抜群の運動量と豊富なスタミナで大きな相手とも対峙出来ます。

身体の切り返しが速く、突き技を貰い難い利点や、上段の防御力も高い方です。

前向きで明るい性格と溌剌とした空手が彼の持ち味です。

充分に関東大会以上でも戦える実力を付けてきました。

準優勝の星野悠久君。

試合でも安定感が出てきましたし、最近更に強くなってきました。

今年は春の西東京都大会上級で第3位、関東大会、全日本青少年大会でも3回戦まで勝ち進みました。

打たれ強さとパワーもあり気持ちが強い事と、何より空手を大好きなのが最大の持ち味です。

普段から杉浦翔君や、荒木拳三君ともガチンコで組手も試合もしますが、最近では道場内の試合で、時に体重判定で彼らから勝利する事すらあります。

そして今回の特選クラスで優勝したのは杉浦翔君。

トーナメントでは頭一つ抜けていて予想通り強過ぎました。(2年ぶりの支部内出場)

彼は第19回全関東大会で第3位の実績と、今年の国際大会ではベスト8。(圧倒的な強さで勝ち上がり、国際大会ベスト4入賞を限りなく目前に試合時間残り1秒で反則減点に泣きました)

その悔しさから、その後の稽古では心を入れかえて修正を繰り返していました。

今回は実践の試合でそれを課題として挑みました。

反則と上段を貰って負ける可能性は懸念されるのが試合であり、必ずしも彼が勝つ保証はないのが試合です。

準決勝以降、彼と同門対決になる予定の生徒達にも全力で戦うように話して来ました。

翔君もプレッシャーを感じていたようですが見事優勝しました。

彼は1学年上の荒木拳三君とも稽古では鬼気迫る様子で組手を行います。

存在感があり、仲間達の中でも好かれています。

組手は強くて容赦なかったりします。(手加減していても強い為もあり)

彼ら3人に共通するのも やはり道場と空手と仲間達を大好きな事です。

稽古では御互いに切磋琢磨しています。

現在6年生の荒木拳三君は来年から中学生になり一般部になります。

今後は彼ら5年生の強豪達が東大和の少年部を引っ張るようになります。

雨宮伶空君、川内将太朗君、高橋龍之介君の強豪達にも期待しています。

彼らの下の世代達も少しずつ実力を付けています。

特に3年生の強豪達が育ってきていますので今の5年生の面々に近付けていく予定です。

4年生では初級で試合出場2大会目にして準優勝した、石河ローレンス君、昨日の4年生特選で準優勝した高橋光鷹君、先輩の鶴見奏君、辺りも楽しみな生徒達です。

皆で頑張りましょう。