熱いスパーリング、組手の数々でした。
城西カップで壮年選手権45歳以上のカテゴリーで、準優勝した湊さんは、また更に強くなっている様子すら感じます。
横浜カップ、関東大会と壮年35~39歳のカテゴリーで2大会連続優勝をしている中城さんも、自信を付けて、これから更に化ける気配が、ありありでした。
平野さん、湊さん、中城さんの組手も素晴らしかったです。
平野さん、先週から稽古復帰をして、今日は蹴り技もしっかり蹴れていました。
大吾君、日曜日の支部内交流試合では、優勝を狙います。
全員、これからまた調子を上げそうな予感がします。
久しぶりに来てくれたら大森明日夏さん、斗希也君。(姉弟)
日曜日の支部内交流試合には明日夏さん、小柳さんに選手達のセコンドを、お願いしています。
杉浦翔君も応援に来てくれるみたいです。
今日の斗希也君のセンスを観て、やはり凄いなと思いました。
身長、体重も増して、攻撃力が増していましたが、スピードは以前のまま。
いずれ 活躍するユースの有望選手の一人です。(彼も少年部では特選クラスでも明日夏さんと共に毎回、無敵でした)
斗希也君は関東大会以上の大会でも素晴らしい戦いを繰り広げて来ました。
彼なら 本気でやり込んだら 本当にこれから凄い選手になれます。
期待して止まないです。
今日は何と、先日の続きで、青木ライネ君の兄の、青木冷音(レオン)君が数年ぶり、儀保恭祐君が自分に会いに来てくれました。
先週、自分が休みの日に来てくれた彼らですが、金久保先生に会いに来ていましたよ、山田先生が連絡をくれました。
自分の試合前に恭祐君が『金久保先生と話したくなり、道場へ行きました、日曜日、試合頑張って下さい』と、メールをくれました。
相変わらずの明るさの冷音君、以前にも増して更に逞しい体格になっていた恭祐君。
斗希也君、冷音君は同世代、恭祐君が1学年年下ですが、彼らは、幼い頃から東大和で稽古をしてきた生徒達であり、幼馴染みです。
全員、素晴らしいセンスの持ち主達で、今現在の東大和の少年部達と変わらない絆が御互いにあります。
一人一人に強烈な個性があり、自分が東大和へ来た時期に一番、インパクトを感じた生徒達です。
冷音君の明るいテンションと、その面白さが、少年部名物の【クリスマス会おもばかバトル】の始まりも彼からです。
彼は、世田谷東支部夏合宿の大人達が、100人以上いる前で御笑い芸人さながらの芸を連発させて、演芸会での各分支部の出し物で、東大和道場を優勝に導いた生徒です。
田口支部長が『世界大会の8試合を戦うのに匹敵する凄い運動量でした、君なら将来、空手もきっと、チャンピオンになれる』と話されて、田口支部長から彼に、賞品が手渡された記憶が懐かいです。
その話でも、今日は盛り上がりました。
そういう部分を含め、物凄い才能を秘めているのが、青木冷音君です。
本当に懐かしかったな。
自分が初めて東大和へ来た時に皆、本当に可愛いなと思い【絶対に強くさせてあげたいな】と思ったのを思い出しました。
恭祐君なんて、今から本気で本腰を入れられる覚悟があれば将来的に、一般選手権の世界大会を目指せるような素材です。
多少、わんぱくな様子があるようですが、自分からしたら、可愛い生徒の一人です。
少年部時代は度々、叱る事もありましたが、彼は本当に純粋だし、男気のある少年です。
色々な事がありましたが、今、真面目に一生懸命にやっているなら、素晴らしい事です。
彼の目を観たら、彼の今の様子が解りましたが、以前より大人になり、きちんと、礼節を大事にしてくれていました。
それが凄く嬉しかったです。
何かの物事に、本当に真剣に取り組んだら、本物の大物になる気配と素質が彼には限り無くあります。
多少の、やんちゃなんて 男の子は良いですし、仕方がない物でもあります。
ただ、彼らみたいに幼い頃から、空手を頑張ってきた、バックボーンは、生きていく上で、絶対に消えません。
空手をやっていたからだと思いますが、彼らの素直な様子や、真面目な眼差しを感じて、本当に嬉しかったです。
色々話しました。
『いつでも道場へ稽古にこいよ』『また空手をやりたいなら、いつでもこいよ』と話しました。
ずっと気になっていたので、彼らの今の様子をみれて本当に安心しました。
『先生、優勝したんですよね…決勝戦の選手、知っています…』と話しながら、試合の映像を夢中な様子で視てくれました。
一人一人、本当に魅力的な生徒達です。
色々 嬉しかった。
彼らは多少、腕っぷしも強く学校では、やんちゃな子供達なのかも知れませんが、むしろ真面目だなと自分は思います。
団体行動から、ハミ出ず、何の問題も起こさず、勉学が優れる事だけが真面目でもなく、それが全てではありません。
世間で不真面目と言われる様な子供達が、あんな真剣な素直な眼差しをしないです。
彼らと久しぶりに話しながら嬉しくて、ワクワクして震えました。
自分も彼らと同世代の時期には、彼らみたいな魅力的な仲間達には、心で接して、一緒に寝食をともに過ごし、何かあれば自分の身体を張り、仲間を庇う事もありました。
語り尽くせない魅力的な部分が彼らにはあります。
学校で理解して貰えないなら、いくらでも俺が真剣に話をするよと感じます。
真面目って勉学だけではないです。
恭祐君なんて中学生ですが、既に働いています。
その様子に涙が出そうです。
自分も中学3年生の頃には、あちこちを転々としながら、工事現場で働いていました。
家族には、こどごとく苦労をかけて来ましたし、中学2年生の頃から親元を離れて生活をして来ました。
ただ、今は、自分を見捨てずにいてくれた家族や、多少、ハミ出た時期に、命懸けで自分に身体を張ってくれた父と、実の姉には本当に感謝の気持ちしかありません。(自分には10歳、年齢の離れた姉と、16歳、年齢の離れた兄がいます)
両親が長生きしてくれている事を本当に感謝しています。
一生懸命に生きていると、嬉しい事や、楽しい事も沢山、あるのだなと感じます。
生徒達と接すると、そんな気持ちが甦ります。
本当に良い一日だった。