金曜日、最初に来たのはJ君。
彼は来週の型試合の型の順番を全て紙に書いてきて、誰よりも早くに自主トレを始めました。
課題の初級型のいくつかは既に完璧。
気合いや、ヤル気だけを観察していると、「当日、今日の様子を保てたら」かなり良いレベルの試技を行えるかと期待しています。
白帯の女の子達も、空手が楽しくて仕方がない様子ですが、既にバリバリの試合思考の先輩達と同じ内容の稽古を当たり前にこなさせています。
子供達を指導する中で、厳しい稽古を当たり前に感じさせていく事をテーマとしています。
最初から それが 当たり前なら 後から苦しいから嫌だなとも感じないようにと考えています。
また 子供達に厳しい稽古を行わせる中で 一番工夫して配慮しているのは「彼らをヤル気にさせて、稽古を楽しませる事」「稽古に夢中にさせていく事」です。
今日の様子は2クラスともに今までで一番激しく全員が素晴らしい様子に値したかと感じていました。
日に日に感じる場面でもありますが それだけ全体の稽古に対する意気込みや、一人一人のレベルが上がっているのも明らかです。
凄まじい様子がありました。
「一日にして成らず」「毎回の稽古の積み重ねでしか強くなれない」それを話しました。
「前向きな思考」
皆に問い掛けながら、その意味についてを説明しました。
色々な話を子供達にしました。
真剣に話を伝えながら、また皆の考えを質問すると、様々な答えが返ってきます。
色々な事が解ります。
ただ 自分が話をするだけでなく、話して伝えたい内容を子供達に響かせるにはどうしたら良いか、を考えていました。
毎日の観察が自分の勉強でもあります。
久しぶりに道場に顔を見せてくれたT君、有難う。
嬉しかったですし、気軽に道場に来て欲しいなと思います。
彼は先日の全日本大会にも会場へ足を運んでくれていたようです。
土曜日の昼間、少年部の振り替え審査を行います。
4回に別けての振り替え審査となりましたが土曜日の生徒達で全員終了となります。
来週型試合に参加する生徒達に練習試合を行わせながら、技を修正しています。
稽古後も自主トレをする少年部の生徒達の型は上手に変化してきています。
型試合に挑むにあたり 明らかに成長しているなと感じています。
また、先輩らしい型や、技の上手さや動作になっています。
やれば 皆 苦手な事でも確実に変わるんだなと感じているばかりです。
組手試合と同じ。
精一杯 必死にやれば良い。
それは物事の全てに当てはまると自分も考えています。