日曜日。

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夕べは稽古と東大和の様子に興奮し過ぎて眠れなかったので朝方まで起きていました。

生徒達のあまりの凄さや直向きさと、出稽古に沢山来てくれる生徒達と、美優さんが加わった少年部達の稽古に感激していました。

沢山の生徒達が出稽古に来てくれる事も凄く有り難いですし嬉しいです。

東大和はこれから更に変わります。

生徒達を一人一人確実に変えていきます。

それが今の自分のモチベーションになっています。

関係ないのですが、四川風麻婆豆腐かなり美味かった。

スーパースター。

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土曜日の少年部2クラスは幼年から高学年まで全員が頑張ってくれました。(少年部達は本当に凄い様子になっています)

皆稽古を楽しんでいます。

三軒茶屋道場からはH君、W君の2名が出稽古に来てくれました。(W君は試合が近い為、今週3回も出稽古に来てくれましたが明らかな変化がありました)

H君も久しぶりでしたが道場に一番に来てくれて途中から集まり始めた東大和の生徒達と自主トレから始めました。

彼とも色々話しました。

昭島道場からはS君、K君が出稽古に来てくれましたが彼らも素直で可愛いです。(とにかく強いです3兄弟は全日本王者と全日本第3位)

全員が6時近くまで激しい稽古をしてくれました。

そんな中、なんと今日は少年部の稽古に永吉美優さんが来てくれました。

子供達は大喜びでした。

中には初めて会って彼女を知らない生徒達もいたので、自分が紹介して彼女の成し遂げた快挙と凄さを説明すると皆驚きの様子に。

『美優先輩と組手やりたい人?』と聞きました。

『死んじゃうから絶対にヤダ!』の回答が一番多かったです。(笑)

皆大騒ぎでしたが嬉しそうな様子でした。

彼女は少年部の後輩達の頑張りを観て、自らの空手の原点に戻り、また後輩達にも自らの経験を伝えたいと事前に自分に話してくれていました。

こんな意識の中学生がいる事の方が驚きでしたが 彼女は既に一流の選手であり、一流の格闘家のオーラと輝きを放っています。

彼女は少年部の後輩達の動きを観察しながらアドバイスをして、一緒にサンドバックで汗を流しました。

子供達のミットでの追い込みを終えてスパーリングと組手を6時近くまで90分間行いました。

後輩達と度々手合わせをしながら自らの技術と経験を肌で伝える彼女を余りにも勇ましく思いました。

彼女は完全なファイターです。

選手として自分も彼女を凄く尊敬しています。

中学生女子の大会を無敗で戦い終えた選手に次々に手合わせをして貰う勇敢な上級生の生徒達も素晴らしかったです。(全員が今持てる実力の全てをぶつけていました)

一番最後に荒木拳三君を彼女に組ませて4分間の組手を全力で行わせました。(彼には3回組ませました)

彼もいずれチャンピオンになる男です。

激しい組手でした。

彼らの壁になり本物の実力で子供達と手合わせして伝えてくれた彼女に感謝していますし、彼女は東大和の少年部達にとってもスーパースターなんです。

また今日の様子は東大和道場だからこそ見れた光景だと自分は思います。

こんな凄い様子は簡単には見られないかと思います。

今の東大和道場の少年部達にはそんな様子が毎日当たり前なんです。

自分が本気で吹き込んだ魂が皆に宿り始めています。

美優さんも本当に有難うございました。

体験に来てくれた子供達や、見学をして頂いた御父兄の皆様方も有難うございました。

今日は自らの稽古も充実して美味しいお酒が飲めます。

皆様も良い週末をお過ごし下さい。

一般部選手稽古。

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今日の稽古は夜8:00〜11:00に全てを終了しました。

金久保、馬場さん、中城さん、神代さんで行いました。

中城さんは昨年は支部内交流試合、横浜カップの、一般部新人戦で優勝しました。

神代さんは昨年は壮年の部で、横浜カップと城西カップを連続準優勝。

馬場さんは昨年は全東北大会の壮年の部で第3位になり、全日本壮年大会にも出場しました。

現在では3人とも昨年時よりも明らかにパワーアップを繰り返し、打たれ強くもなり実際に強くなっています。

3分×3ラウンドのアップのシャドーからスタート。

自分を含めて4人で3分間と4分間の組手を90分間程行いました。

全員で12ラウンド、6ラウンド程毎に休憩を挟みます。(水分補給とブドウ糖を小まめに補給)

組手は常に全員がガチンコを行います。(技術的な部分は組手の中で各々で行います)

上段後ろ廻し蹴りや、下段への、カカト蹴りに対しても全員が明らかに以前よりも反応が良くなりました。(何よりも明らかに打たれ強さを増しています)

組手後は全員で帯ダッシュ。(一人、道場を5往復ずつ)

次にウエイトトレーニング。(胸、腕、肩、背中を満遍なく)

最後は20キロプレートを抱えて全員でフルスクワット。(今日は50回×2セットのみ)

終了後は全員でストレッチ。(10分間かけて全身を満遍なく)

長い時間を組手しなければ何も見えてこないかと自分は思いますし、身体が本当に暖まる前に終えてしまっては本来の動きも解らず稽古にならないです。

「怪我をしたら稽古場で治す」

自分はずっとそれを繰り返して来ました。

馬場さんや湊さん、平野さんは時に肋骨が折れていても稽古をしていました。

自分は現在、右の拳が折れてはいますが今日も他の技で行うと決めて皆と稽古をしました。

身体が暖まり最後は軽くではありましたが右手でも叩きました。

昔から手首が折れていても、肋骨が折れていても試合場に上がって試合をしてきましたし、稽古では治るまで隠し通して組手をやりました。(若かったから出来た部分はあります)

怪我をして稽古をやるも やらないも、結局は本人が決める事だと自分は思います。

ただそれは自分のやり方であり、善し悪しは勿論解りません。

年齢や仕事と生活を考えて休む事や、怪我を治す事に専念する事も時に必要だと自分も思います。

逆に稽古をしたい場合は、痛めた場所を当てさせないで稽古をする方法はいくらでも自分が皆に伝えてあげられますし、効率よく稽古が出来るように考えます。

極真空手は痛みを知り、自分自身と向き合い、怖さや弱さを克服する為と、レベルに応じて誰もが続けられる事が本当に素晴らしい部分だと思います。

それと同時に東大和で自分と一緒に稽古をして下さっている皆さんには本当に頭が下がり、感謝の気持ちで一杯です。

土曜日の昼間、少年部の稽古に参加してくれた永吉美優さんも今後は土曜日の一般部のクラスへ来るようになるかと思います。(土曜日は山田先生が御仕事の都合で厳しくなり、金久保と指導交代になりました)

荒木竜太郎君や多田将太朗君も定期的に参加してくれています。

今後はいずれ受験を終えたら荒木銀次君、石田竜也君にも声をかけて参加して貰う方向で考えています。

少年部を含めて一般部も強い東大和にしていく事が自分の目標でもあります。

今日も皆さん有難うございました。

本当にお疲れ様でした、ゆっくり休んで下さい。

金曜日少年部。

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2クラス少年部激しかったですが2クラス後最後は子供達による通称「もうす」相撲を行いました。

どの取り組みもかなり白熱しました。

最後は皆が何度もやりたくて終わらない様子に。

応援もかなり盛り上がってました。

青帯Kちゃんと、白帯のK君の取り組みは五分五分で勝負が付かずに引き分け。

皆、日頃の稽古と負けん気が強いので引き分けが沢山ありました。

「新,地獄のミット」行いました。

だいぶ慣れましたが半端ではないです。

ここから更にアレンジしていくプランを経てています。

厳しい稽古を行いながら『ここでの稽古をひたすら信じなさい』と生徒達には話しています。

もうじき関西へ引っ越してしまうS君。

引っ越してからも極真空手を続けていくそうです。

彼の頑張りや集中力、強くなろうとする気持ちと勝負への執念を自分はよく理解しています。

彼は空手が大好きです。

妹のRちゃんと大好きな空手を続けて今後もひたすら強くなって貰いたいなと思います。

今日も彼の頑張りは凄かったです。

次の場所でも東大和道場で学んだ空手と魂は確実に役に立ちます。

『ここでの稽古と自分を信じて頑張れ』

何度もそれを彼には話しています。

新しく入った白帯のYちゃん、かなりヤル気あります。

気合いや集中力も凄いです。

未完の大器。

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写真は今日の中高生達です。

彼らとの会話はとても楽しいです。

少年部達と中高生は多少、接し方や会話の内容や楽しさも異なります。

十代の多感な彼らの気持ちは自分もよく解りますし、本当に尊い時期だと思います。

羨ましいです。

自分もあの時期はあっという間ですが希望と夢と大人にも通用するのではという、無限の自信と期待に満ち溢れていました。

皆 素直で純粋です。

茶色帯のT君。

天真爛漫な彼は話すと本当に面白さとユーモアがあり、女の子達からもモテると思います。

彼のようなタイプは男性からも好かれますし、十代の多感な時期の子供達からはとても魅力的なんです。

自分も彼を見ているとワクワクした気持ちが甦ります。

組手は既に相当な強さとレベルです。(国際大会でもベスト8レベルはあるかと思います)

彼は現在、身長186センチ。(1センチ伸びたようです)

体重は80キロになりました。(体重が増えた為に更に大きく見えます)

彼は現在、ウエイトトレーニングにも励んでいますが、まず90キロを目指すように話しています。

『100キロになった頃に今の組手の動きが出来れば、その頃には無敵になれるよ』と話しています。

地元の血気盛んな若者達からも一目置かれる存在感を放つ彼ですが、マイペースな性格で空手を楽しんでいます。(彼は人前で決して気取らない純粋さがあります)

強くなりたいという気持ちはありますし とにかく明るく純粋なので、少年部時代の様な試合への気持ちを蘇らせてあげたいなと常に考えています。

自分は身体が小かったですから尚更、幼少期から人よりも負けん気は強かったのもありますが、空手ではそれなりの努力もしました。

試合では180センチ〜2メートルまでの世界トップクラスの外国人選手達と散々戦いながら沢山稽古をして空手でも自分なりに自信を付けてきました。(格闘技では体格は大きければ大きな程いい)

尚更、日本人で彼のような逸材をみると本当に気持ちが高揚します。

若いですし、自分の生徒であり素直な生徒達には夢を託したいなと思います。

自分も鍛え続けて彼らの壁になり役に立てれば幸せです。

エース。

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今日の少年部クラスには昨日に続き三軒茶屋道場のW君と、立川道場からはR君が出稽古に来てくれました。

W君は昨日よりも覚悟を決めて来ていました。(稽古の中で明らかに変化を見せていく様子が解りました)

今日は色々なアドバイスと組手技術と、戦う心構えを出稽古に来てくれた彼らにも指導しました。

立川道場のR君はセンスも力もあります。

賢い生徒ですが毎週頑張ってくれています。

遠くから東大和へ出稽古に来てくれている生徒達にも出稽古に来てる意味を今日は話しました。

『せっかく自らの意志で来ているので東大和へ来たら君達が自分自身の何かを変えていこう』

『東大和の先輩達の動きを盗んだり、何かを学んで帰る気持ちや、明日以降にここで感じた気持ちや組手を自らの道場で活かすように』

そんな話をしました。

東大和の生徒達もあの厳しい稽古の中で毎日、驚く程の変化を繰り返しています。(2クラスともに半端でない気迫)

組手では一人一人全員が鬼気迫る様子へとなってきています。

皆の色々な部分を毎日全て観察した中で、誰をどの様に変化させていこうか、全体をどうして変化させていこうかを常にプランを考えています。

全ての稽古をあの組手での様子へと直結させています。

「道場に来たら確実に変えさせる」そんな気持ちでいます。

あの様子は半端ではないです。

支部内交流試合を卒業して次の段階へ突入している生徒達が増えています。

今日最初に来た緑帯のK君。

先月は関東大会や国際大会と変わらないレベルの大会で昨年の国際大会王者を決勝戦で破っての優勝。

彼は自信を付けたのもあるかと思いますが、本人も更に変わろうとしています。

今後の目標と流れと彼がどうあるべきかをメンタルの持ち方等も含めて毎日話して常に伝えています。(頭は低く目は高くの部分や満足と決して油断をしない事)

【チャンピオンになる男】そんなテーマを自分の中で彼には持っています。

『まずは4月の国際大会での優勝を本気で目指し、7月の関東大会、8月の全日本青少年大会、秋の関東大会へと続き、Kの時代にしていこようよ』と話しました。

『あまりプレッシャーに感じる必要はなく、一日一日きちんと全力で稽古をして精一杯やれば必ずKがチャンピオンになるから、負ける事等は恐れなくていいから自然体でやろう』そんな話をしました。

神妙な面持ちと沸々と闘志を燃やしている様子がよく解りました。

彼は現在、東大和道場少年部のエースです。

選手クラスでは彼に続こうとして闘志を燃やしている強豪の生徒達が沢山います。

『Kに続いて、二代エース、三代エースで行こうぜ』と次の実力者達を盛り上げています。

『毎日同じ稽古をしている訳だし、先生から見ても皆も既にそこまでいける実力がある』

それを最後に話しました。

全員で頑張ろう。

夜の一般部も中高生も大人も頑張ってくれました。

若手達の礼儀に対する様子も以前と変わってきています。

白帯の若手達にはまずはその部分を説明していく事。

道場に来たら確実に変わる。

そんな道場にする事と、生徒達を変えていく事が自分の仕事だなと思います。

大人達も皆同じ気持ちです。

今の東大和の少年部や、一般部の雰囲気は東大和道場ならではの、個性のあるカラーになっています。

壮年部の選手の皆さんは武道的な様子も漂わせています。(あれだけの組手稽古を行えるのは本当に凄いと思います)

これからも皆で変化を繰り返していきましょう。

今日も皆さんお疲れ様でした。

※支部内交流試合の申込〆切は3月18日(火)までとなります。

御早めに済ませて頂きますよう宜しくお願い致します。

嬉しかった事。

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三軒茶屋道場での朝練では久しぶりに加藤先生と佐野先生と自分で行いました。

質の高い組手が出来ました。

指導員研修と職員ミーティング後は、佐野先生と加藤先生と食事に行きました。

選手についてや、指導に関してをお互いの意見を交換しながら、一つの事についての話し合いをしました。

食事中に、佐野先生に『今日のテーマはどうしますか?』と自分が聞くと。

『熱く語り合う男達!けど飯も大事…、にして。いや、むしろ、そっちの方が大事…にして』と言われました。

自分はかなり笑いました。

佐野先生と接すると、病気に対向出来るキラー細胞が増えます。

人間は笑うと病気の元になる細胞が無くなるらしいです。

作り笑いの仕草や、声を出して笑う事にも効果はあるそうです。

お笑い芸人の方々は病気になる確率が通常の人よりも実際に低いらしいです。

御存知の方は解るかと思いますが、佐野先生は周囲の人々を笑わせて病気から守る事が出来る方でもあります。

15:30〜16:30まで東大和道場到着後に自らのウエイトトレーニング。(スクワット、背中の種目)

16:45〜最初の少年部クラス。(補強、基本稽古、フィジカル、ミットでの追い込み)

稽古前には青帯のF君がお母さんと一緒に来てくれました。

色々な話をして下さり 有難うございました。

F君が空手や道場を大好きな気持ちは自分がよく理解しています。

東大和道場の少年部の各生徒達には次の審査に向けての課題を一人一人が努力を出来るように、またクリア出来るようにする為や、可能な課題を自分は与えています。

目標を持ちながら頑張りましょう。

ただ、それに向けた努力は絶対に必要にはなるよという話を皆には常にしています。

実は… 今日は久しぶりにKちゃん、J君の姉弟が半年ぶりに道場に来てくたんです。

御家庭の事情で半年間を休会していました。

先週土曜日にお母さんと一緒に三人で道場に来て下さり、お話しをしました。

色々な話をして今週火曜日に半年ぶりに稽古に来てくれました。

今日は彼女達は道着を着て道場に来るなり、走って入り口に来て自分の前まで来て大きな声で挨拶をしてくれました。

先週来てくれた時に自分が話を出来て本当に良かったなと思いました。

彼女達を見ると周囲にいた子供達が集まり『Jだー!!J来たー!』と抱きついて大騒ぎ。

緑帯のK君が『マジ嬉しいよ!』とJ君に抱きついていました。

J君、Kちゃん、今日久しぶりながら半端なく頑張ってくれました。

空手を辞めないで本当に良かった。

今年はオレンジ帯と青帯を目指そう。

少年部選手クラスには三軒茶屋道場のW君が先週に引き続き出稽古に来てくれました。

彼のお母さんの熱意や、W君の頑張りには本当に頭が下がります。

今では東大和の仲間達とも本当に仲良くなりました。

彼が来ると『Wったーが来た、頑張れ!』と東大和の生徒達が話しかけてくれます。

みんな楽しい雰囲気があり、本当に微笑ましいなと思います。

夜の一般部では永吉美優さんや、大森明日夏さんが盛り上げてくれました。

黄色帯のMさん、女性ながらに素晴らしい頑張りでした。

自分は来てくれている皆の頑張りや 空手の成長には本当に感動させて頂いています。

写真黄色帯のT君、K君。

『最近また口が荒れてきた…』と笑顔で話してくれました。

今年は彼らは例年よりも口元が荒れないと喜んでいました。

『ワセリン持ち歩くの恥ずかしいから』と笑顔で話す彼らが可愛かったです。

東大和道場。

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土曜日の一般選手稽古では毎週 厳しい稽古を一緒についてきて来てくれる一般部の皆さん、有難うございます。

馬場さんは埼玉県の越谷から東大和道場に通って下さっています。

10年間を極真空手の経験があり東大和に来てくれた時点でも既に強さはありました。

組手では安定感抜群で、壮年部の中でも秀でた技術の持ち主です。

今の東大和道場には山田先生、馬場さん、神代さん、湊さん等の強い壮年部達が揃っています。

三茶の加藤先生や橋本先輩とも長年手合わせをさせて頂いていますが 今の東大和の壮年部の皆さんも毎週それが当たり前です。

自分自身はたいして強くはありませんが 一般の現役の全日本選手です。

今の東大和の壮年部は自分と一度の稽古で2時間の組手を延々と繰り返します。

倒されたり悶絶を経験しながらも 全員嫌がる様子はありません。

自分が空手の稽古で考えているのは 選手稽古に来たら「社会人だ」「仕事で疲れている」それは理由にならないという事。

【道場に稽古に来たなら仕事をしていようが条件は皆一緒】

自分が空手を教わった師範にはそんな事を教えて頂きました。

上級者の選手稽古に限りではありますが、組手で潰されても怪我をしても本当に強くなりたい人間はやはり続けると自分は思います。

自分自身は極真空手史上最強と言われた師範に、厳しい組手を散々 体感させて頂きながら極真空手を続けました。

本当に厳しい方ではありましたが今でも本当に尊敬しています。

大人の選手稽古に関しては「痛くない」「ぬくぬくして稽古を続けていたい」というような稽古は自分は好きではありません。

レベルの違いはあったり 個人差はあるので加減等は必要な場合は当然ありますが、大人の稽古や試合には痛みや厳しさを知らなければ極真空手の意味がないのではないかと自分は考えています。

顔面を叩かれてアピールしたり、時にそんな様子の選手もいますが、痛いからと相手を反則だと責める態度を示したりは自分はしません。

稽古ではまさにそれは究極の時間の無駄と自分は考えています。

数十秒を顔面を叩かれたとアピールをしたり倒れたりしている暇があるのなら相手とひたすら戦えばいんです。

痛がる暇があるのなら叩いて蹴る稽古をしたらいんです。

今の東大和の壮年部の皆さんはそういう強さや 清々しさを理解出来る人が集まっています。

自分の空手を今の自分のレベルまでは全て伝えていけたらと考えています。

若手の中では特に多田将太朗君を自分は凄く信頼しています。

彼は自分が声をかけると 本当に無理な時以外は必ず自分との稽古にも来てくれます。

荒木君兄弟は困った時には必ず試合での手伝いスタッフを引き受けてくれます。

結局 それは信頼関係だと自分は思います。

将太朗君の何が凄いかと言えば厳しい場所に自ら飛び込んで来る部分です。

彼は受験時期でも継続して稽古に来てくれます。

空手を好きなのもありますが一流の高校に通いながらも学校での成績を落とす事もなく空手の試合にも出続けて実績を残してきました。

彼は昨年末、世田谷東支部での黒帯も立派に合格しました。(昇段審査での彼の成績は過去の世田谷東支部でも歴代1位になるような素晴らしい内容でのクリア)

今の世田谷東支部での黒帯の合格は受験と同じくらい、ある意味それ以上に大変な部分もあるのではないでしょうか。

若い時期に黒帯を取得した生徒達にもそれを誇りにして貰いたいです。

少年部に関しては自分は一人一人 全員を観ています。

誰が可愛くて一番とかはありませんし、来てくれる生徒は全員可愛いですし、一人一人にとって意味のある空手にさせたいなと考えています。

レベルに応じて厳しい稽古は課します。

今の東大和の少年部達には厳しい稽古も当たり前の事なんです。

彼らは大人を凌駕する厳しい稽古を行いながらも稽古が終わると道場を帰らないで これでもかと遊んでいます。

いつも自分が無理矢理帰らせます。

昨日 緑帯のR君は『出稽古に沢山来るのは先生の稽古が厳しいから?』と話していました。

それは解らないですが厳しい稽古が彼等には日常です。

試合での実績は他に凄い選手は全国のあちこちにいます。

ただ東大和の彼らにも全員がその可能性があり、戦いにおいて中学生の3年間を無敗で過ごした永吉美優さんのようになるチャンスは誰しもあります。

自分が少年部に指導しているのは試合だけが勿論全てではないです。

東大和の生徒達には厳しい稽古の中で色々な事を学んで貰っています。

自分も今の大和の生徒達のような少年時代に戻りたくて仕方がありません。

彼等はそれほどに純粋で激しく貴重な毎日を過ごしている事が自分は本当に羨ましいです。

自分が感じていた少年時代の様々な想いを彼等に伝えてあげられればと思います。

土曜日少年部。

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2クラスでの追い込み、皆最後まで本当に頑張ってくれました。

最初のクラスには低学年も集まるので全員で色々な稽古をしました。

2クラス目の選手クラスには田無道場からはR君。

三軒茶屋道場からはW君。

昭島道場からはS君、K君、T君の3兄弟と、久しぶりに茶色帯のY君も来てくれました。

Y君は体がデカくなっていました。

以前よりも逞しい様子がありましたが、最後のミットでの追い込み凄かったです。

全員がいつも通り凄まじい様子でした。

2クラス目の組手は全員が90分間近く行ったかと思います。(テーマを持ちながらのスパーリングから始まる)

最後は究極のガチンコ勝負。(最後になる程に皆の気迫と気合いが半端でない)

田無道場のR君の胴廻し回転蹴り、かなりスピードがあり迫力ありました。

三軒茶屋道場のW君はいつもながら最後まで必死で頑張ってくれました。

東大和道場の生徒達も本当にお疲れ様。(組手後は全員で地獄のミットで仕上げ)

見学の御父兄の皆様方も有難うございました。

他の道場の強豪選手達が東大和道場の稽古に集まってくれる事をとても有り難く思います。

東大和の皆にとっては幸せな事です。(稽古後には4人程が、夜7時過ぎまで激しく道場で遊んでいました…まさに無尽蔵のスタミナ)

来てくれている全員にとって意味のある稽古に。

今週も有難うございました。

皆様も良い週末を御過ごし下さい。

少年部の皆はまた来週も頑張りましょう。