一時間半にも及ぶ連続の組手と試合の数々、毎度の事ながら凄まじかったです。(全員が気持ちのぶつかり合い)
見学に来られた御父兄の皆様方、有り難うございました。
皆様からも色々 御理解があり、長い時間帯を子供達の指導に専念させて頂き、いつも有り難い気持ちです。
見て頂いている方々は御存知かと思いますが 今の東大和道場での少年部の稽古は凄まじい様子があります。
自分の生徒達だからこそ あそこまでやらせています。
そして 誰もが そんな厳しい稽古が 今の東大和の生徒達には当たり前になりました。
お互いに信頼関係があり、皆を観ていると空手が楽しくて仕方がない様子があります。
自分も選手と空手に関しての指導の部分においては自らの経験や毎日の稽古から感じる部分を生徒達へ、フィードバックさせて貰っている部分があります。
東大和では厳しい稽古の中で自信を付けて心身を強くする。
そんな様子が出来上がってきています。
勿論まだまだ 終わりはないですし、地味で長い稽古の積み重ねの一端でしかありません。
皆様も御理解頂いているかと思います、一つとして、競技選手の勝敗と、トーナメートや、試合場での運不運は確実にあります。
自分も 試合思考の選手達の皆には出る試合の全てを一人一人に当然、勝たせてあげたいんです。
ただ毎回、簡単に勝てる程に勝負の世界は甘くはありません。
勝ったり負けたりですし、今の頑張っている生徒達が仮に優勝したかったのに、何かの大会で初戦や途中であっさり負ける事も時にあります。
しかし 試合で負けても 普段のあの頑張りから培う彼等の価値はおそらく一生の中で確実に活きてくる物だと自分は確信しています。
もしかしたら 頑張っていても試合ではずっと勝てないかも知れない場面があるかも知れないです。
しかし長い目で皆様が子供達を見守って頂けるかと思いますし、自分も全力で空手を指導していきますので今後とも宜しくお願い致します。
昨日は昭島道場からはS君、K君。
三軒茶屋道場からはH君が稽古に来てくれました。
全員 努力を怠らない素晴らしい子供達です。
昭島道場のK君は4月の国際大会では準優勝、8月の全日本青少年大会で優勝して、小学1年生の全日本チャンピオンに輝いた実績がありますが、センス抜群のお兄ちゃんと一緒に時々、出稽古に来てくれています。
K君が自分のところに来て、厳しい東大和での稽古や、組手についての話をしてくれました。
あんなに強いのに純粋で、まだまだあどけない様子が可愛らしかったです。
三軒茶屋道場のH君は毎月、三軒茶屋道場での稽古に40コマ程、参加していますが先月は大人を合わせた会員の中で一番回数が多かったようです。
彼は試合後も休んだりせずに一年中稽古をしています。
彼が幼年部の白帯の時に三軒茶屋道場で指導していた記憶が新しいですが、今では三軒茶屋道場の少年部をリードする選手へと成長しました。
そんな彼らが遠くから東大和へ出稽古にきてくれる事を有り難く思わないといけないし、皆も色々勉強させて貰うように、と東大和の生徒達には話をしています。
そして写真の東大和のT君とK君の兄弟。
彼等も日々ひたすら稽古に来る生徒達ですが 結果も実力も確実に付いてきています。
毎年 寒くなると 唇の周りが上下赤くあれてしまう彼ら。
痛そうなので毎年心配していましたが今年はなんと二人とも 殆ど無事でいます。
K君は無傷の状態で スッキリ爽やかな表情をしていました。
リップクリーム以外に何が彼らを変えたのか。
二人の性格はとにかく人懐こいのと明るい性格です。
話をすると誰にでも笑顔で対応してくれます。
選手達以外の生徒達も全員 空手を楽しんでくれています。
技も礼儀も少しずつ変化を続けていますし 何より学校以外での仲間達が道場にいる事が皆にとって幸せな様子があります。