土曜日一日。

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少年部2クラスとも激しかったです。

審査に向けた見極めは昼の1時過ぎから行いました。(自主トレにきた生徒達から細かく指導)

2時半からの少年部では基本稽古後は、これでもかと皆で追い込みました。

三軒茶屋道場からはW君が出稽古に来てくれました。(東大和に来て最近では更に変化をしてきていますが強くなっています)

少し前から東大和の組手スタイルに似てきましたが、今日も涙を流しながらも厳しい稽古を最後まで本当に頑張ってくれました。

昭島道場からは茶色帯のY君が出稽古に来てくれました。(抜群の空手センスと強さがあります)

東大和の緑帯K君とはライバルでもあり、普段は本当に仲良しな間柄です。

お互いに切磋琢磨するように話しています。

ゆくゆくは、支部の中高生をリードする生徒達になるかと思います。

2クラス目は全員で最後まで組手。

余りにも凄かったです。

今日も全員100点満点。

一人一人の成長と、稽古での気合いも技も、勢いも半端でなかったですが、今いる全員がまた次の強い段階に入りつつあります。

まだまだこれからです。

皆で頑張ろう。

あの激しい稽古後には皆、更に道場で6時近くまで遊んでいました。

緑帯のS君の「さりげなポーズ」に注目。

彼は今日も年上のK君や、昭島のY君と激しい組手で一歩も退かずに食らい付いていきました。

今後が楽しみです。

指導を終えて夜は、久しぶりに三軒茶屋道場の選手稽古に参加しにいきました。

稽古後の自主トレを含めて、11時過ぎに全てを終えました。(稽古後に一人で補強とウエイトトレーニングは胸、腕、肩、懸垂10×7セット、20キロプレートスクワットを50回×6セットで締め)

今日の組手は全て好感触で終える事が出来たと思います。

課題は試しながらではありますが、調子は良いので良かったです。

夜中1時を回りましたが これから暴食タイム。(2キロ以上体重を戻します)

食べるのも仕事です。

お酒もいつもそこそこ飲みます。

今週も皆さん お疲れ様でした。

良い週末をお過ごし下さい。

極真世界王者の100人組手。

今日、土曜日、第10回世界大会王者であるロシアのタリエル.ニコラシビリ選手の100人組手が総本部の恵比寿道場にて行われます。

極真空手の歴史において10人にも満たない人間しか達成していない、100人組手の偉業。

3時間〜4時間の間に、一人で100人を相手に連続で組手を行うようですが、まさに想像を絶します。

歴代の極真空手の王者達が挑み、成功をした選手も終了後には入院を余儀なくされてきたようです。

選ばれし者だけが挑む事が出来る境地かと思われますが、新たな極真の歴史になるかと思われますので実に興味深いです。

100入組手に挑まれるロシアのタリエル,ニコラシビリ選手とは、自分自身も、第42回全日本大会の2回戦で戦いました。(本戦0-4の判定敗退でした)

必死に立ち向かいましたが、桁外れな強さを肌で感じました。

その全日本大会では7試合を勝ち抜き、極真史上初となる外国人の全日本王者に、タリエル選手が輝かれました。(翌年の第10回全世界大会でも優勝されていますが、世界大会を合わせて各大会で11大会無敗での世界大会優勝との事でした)

自分もそれまでに、世界トップのロシア人選手達とも対戦経験があったので、経験を武器にタリエル選手にも勝ちたい気持ちで一杯でした。

戦った当時、タリエル選手は、ロシア大会軽重量級、ヨーロッパ大会、全日本ウエイト制軽重量級、ロシア,ウエイト制大会での重量級優勝と、既に4冠王者でした。

余りにも強かったです。

実際に戦った自分の感覚的にまるで歯が立たなかった印象です。

初戦は同じ赤コーナーで、タリエル選手が目の前でセコンド陣とアップをしているのを後ろから観察していました。

まだ初戦を戦って勝ってもいない段階で「次はタリエルと戦うんだな、こんな選手に勝てるのかな…けど勝ちたいし、勝たなきゃな…」と考えていました。

身長こそ173センチ、体重は88キロと、ロシア選手にしては、小柄なタリエル選手を間近で観て驚いたのは彼の身体の各パーツの骨格のゴツさでした。

首周りや前腕の太さ、セコンド陣営にマッサージされている彼の脹ら脛を観た時に感じたのは、獰猛な野生の動物のようなイメージがありました。

いざ戦った際に感じたのは衝撃的な打撃力と身体の強さや、抜群のバネやスピード。

2分間の間に、倒されはしなかったもの余りにも強かったです。

極真空手で最も過酷な荒行として知られる、100人組手に挑まれるタリエル選手には、伝説的な強さでの偉業を成し遂げて頂きたいなという思いがあります。

金曜日一日。

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少年部では審査の見極めを行った後は、色々な話をしながら指導をしました。(立川道場からは今日もR君が出稽古に来てくれました)

明日は行けないのが申し訳なかったのですが、授業参観に誘ってくれた少年部の女の子がいましたが、気軽に話しかけてくれた事が嬉しかったです。(道場にも慣れて、妹と一緒に本当に楽しそうに頑張ってくれています)

事前に知れて予定を経てられたら、今度は是非 行ってあげたいなと思います。

少年部の男の子達は時に学校でも喧嘩もしてしまう事もあるようです。

男の子は自分が悪くないと思い、スジの通った理由のある喧嘩なら全然良いと自分は思います。

自分自身も幼い頃はよく喧嘩もしました。

彼らには大人としての当たり前の意見ではありますが、色々話しました。

引っ掻き傷やらを見ると、とても懐かしいなと思いました。

男の子はそれくらい血気盛んで良いです。

女の子や、弱い者に優しくしてあげる事等は常に話しています。

先に手を出さないのも当たり前の事ですが、彼らは既に素人のレベルの強さではないですし、勝負の世界での沢山の試合を経験して、厳しい稽古を重ねて己を知りながら、相手の事も色々な意味で感じながら察知できると感じています。

男の子達の学校での わんぱくな話を聞くと、懐かしくなり、微笑ましくなります。

色々知りながら、感じながら成長出来るのが一番良いです。

彼らは無限の可能性がありますし、空手を好きで本当に一生懸命、毎日の稽古を頑張っています。

その努力が今では余りにも凄まじい稽古レベルへと変化しました。

今日の様子を感じながら次に進ませるべき感性を彼らに話しました。

彼らを本気にさせる事や、一人一人の可能性を伸ばしてあげる事。

勝負の世界や、自らを高める難しさであったり、自らの努力で何かを乗り越えた時の素晴らしさを伝える事、感じさせてあげる事。

それが自分の仕事です。

通えば通う程に間違いなく変わる。

そんな道場と稽古での環境を作りたいと常に考えています。

ミット稽古では一人一人が、今日も本当に凄かった。

ヤル気のある生徒達は、そこから更に高みへ伸ばす。

入ったばかりの、これからの生徒達は空手を好きにさせてあげて、ヤル気にさせてあげて自信を付けさせてあげたいと思います。

夜の一般部も厳しい稽古になりました。 (体験に来てくれた中学生のR君も頑張りました。素直でセンスもあります。)

中高生達も2クラスともに全力で頑張りました。

黒帯女子Mさんの鬼気迫る追い込み、凄まじかったです。

壮年の方々も凄かったです。

2クラス目と、その稽古後には若者達の学校での日常話しや、恋愛観を色々聞かせてくれました。

楽しかったです。

自分自身もまだまだ若いと思い込んでいますが、十代の若さは本当に羨ましいですし、その時期にまた戻りたくもあるなと感じます。

自分は聞き役や、盛り上げ役に徹しますが、それもまた実は楽しかったりします。

写真の黄色帯のK君。(先日の支部内初級で4試合を勝ち進んで見事に優勝、初戦はシード)

大会では初優勝となりました。

3月の西東京都大会でも3試合を勝ち抜いての第3位入賞と、各試合では常に入賞の、本番に強いK君。(試合当日は気持ちも強い)

試合後に昨日から道場に来てくれました。

彼にも色々話しました。

何かを理由に試合後に長い期間を休むより 、出来る事をやりながら次の目標をひたすら目指す者は更に強くなります。

彼が それをやるようになったら、ここから更に強くなります。

空手を好きでいてくれるのが一番なのと、徐々に色々、理解して貰えたらと思いますし、久しぶりに稽古に来てくれた事が凄く嬉しかったです。

彼のお姉ちゃんのHちゃんは以前に稽古中に足の指を骨折して、手術入院をした翌日から、松葉杖で道場に来ては、座りながらのミットやスパーリングを連日行っていました。

怪我が完治した支部内特選の試合では見事に準優勝しました。

稽古をする中で言い訳や理由はいくらでも作れますが、苦しくても辛くても要はやるか やらないかなんです。

自分もずっとそれを続けてきて弱いながらも今に至ります。

人の判断、当時の医師の判断で、あの時に空手を諦めていたら今の自分は無かったですし、子供達に空手を教えていなかったです。

やれるかやらないか、何事も判断して決めるのは最終的には自分自身でしかないんです。

その為の投げ掛けや、アドバイスは自分の出来る事は生徒達にも伝えてあげたいなと思います。

木曜日。

一日が終わりました。

今日は朝から疲労で、キツかったですが仕事を終えて、夜の11時に稽古を終えました。

組手に付き合って下さった橋本先生と、山西君も有難うございました。(組手後はミットでの追い込み)

とても良い稽古が出来ました。

久しぶりに極限の疲労感来てました。

食事、洗濯を済ませて早めに寝たい。

水曜日一日。

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少年部では審査の見極めを開始しています。(今日は審査を受けられる生徒達には用紙を配りました)

受けたがる生徒達もいます。(出来たら誰にでも受けさせてあげたい気持ちはあります)

しかし それでは 実力も伴わないので一人一人を確認して出来ていない生徒達には課題を与えています。

上手い下手ではなく自分が一番見極めている部分は一生懸命やろうとしているかどうか。

出来ない事を、また課題とされた部分をきちんと出来るように努力をしているかを見極めています。

全員が同じである必要はないと考えていますので まずは少しずつ 課題に向けて努力をする気持ちを少年部には学んで貰えたらと思います。

少年部の黄色一本線以降は、型や技の上手さも、試合実績や経験も必要になります。

白帯のHちゃん、腕立て伏せのみです。

ミット稽古やスパーリングも素晴らしい頑張りをします。

稽古はとても真面目です。

腕立て伏せのみ、自ら努力をさせてあげたいなと課題を出しています。

目指そう、オレンジ帯間近。

今日は立川道場からはR君が出稽古に来てくれました。(今では東大和の生徒達とも仲良しです)

彼は先日の国際大会では3回戦まで勝ち進んだようです。

スタミナも技術もありますし集中力も高いです。

立川道場から出稽古に来てくれるようになり 半年間ほど彼を観ていますが、来た当時より、色々な部分で成長しているなと感じました。

彼の先生の立川の根本支部長は、自分が白帯の当時に黒帯の先輩で、当時の城西中野支部で、可愛がって頂いた古くからの大先輩です。

常に熱心で優しい方です。

夜の一般部では厳しい稽古を短時間で集中して行いました。

連日の稽古で疲労が溜まる中、女子部黒帯のMさん、頑張りました。

中学生になっても空手を続けてくれた黄色帯のS君も頑張ってくれています。

彼は本当におとなしく優しい性格の生徒ですが幼年部から空手を頑張ってきました。(昨年は支部内交流試合にて念願の初入賞を遂げました)

今年に入り、中学生になる頃に『忙しくなるので空手を辞めないといけないかも知れないです…』と相談に来たのを色々話し合った上で『出来たら続けようよ』と説得しました。

数日後、彼は『空手をやはりやりたいので続けます』と来てくれました。

嬉しかったです。

空手を大好きな彼は普段はとても無口ですが、凄く優しい生徒なので後輩達からも好かれていました。

長く続けて貰いたいです。

女子部のKさん、緑帯のT君も頑張りました。

各自の目標に向かい、長く続けて下さい。

※第31回全日本ウエイト制大会第一期予約販売チケット〆切は4月25日(金)までとなります。
(墨田区総合体育館にて行われます)

次に向けて。

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今朝は先輩方が休みでしたのでミーティング前に一人でサンドバックで追い込みました。(短い時間の中で、1ラウンドずつを自分なりに限界まで)

指導員研修と、ミーティングを終えて東大和へ。(15:10分〜16:10分までウエイトトレーニング)

スクワットと腰のトレーニングを中心に。(合間に補強の懸垂を10回×5セット)

昼食を済ませて入会手続き。

昨日から稽古に参加してくれているR君は今日も一生懸命頑張りました。

幼年部達を変えていくのは最初は大変な場合もありますが 先輩達がよく、後輩のめんどうをみてくれるので本当に助かります。

最初のクラスでは基本稽古、フィジカル、ミット稽古は激しく。

少年部選手クラスには国際大会出場メンバー4人が揃いました。(一人一人と会話をしながら細かく試合での感想を聞いて、今後の課題と目標を伝える)

一人一人の現状を理解して何をどの様に変えていくか。

いつもそれを考えています。(試合は普段の稽古の見直しや、今後の課題となります)

今後は6月の審査と、7月の関東大会や、9月の支部内交流試合に向けて的を絞ります。

8月24(日)には京都で極真祭(少年部の全日本大会も行われます)

選手クラスでは今日も厳しい内容になりました。

厳しい中にも今日は楽しさを。

「地獄のタッチ鬼」激しいです。(笑)

そしてキツいですが子供達には大人気。

そのあとは「新,地獄のミット」(既に新しくはないですが皆の合言葉でもあります)

激しかったです。

各自の目標に向けて頑張りましょう。

J君、N君の兄弟。

彼らの気持ちが伝わってきました。

明るく前向きに振る舞うJ君に熱くなりました。

ミットでは二人とも極限まで頑張りました。

今日彼らに、今もこの先も『一日一日を大切に過ごす事』

全力で過ごして『一生懸命頑張ったな今日は、明日も全力で一日を頑張ろう、と思いながら眠れるように』(そんな話をしました)

これからも 何処でもそれをやるべきだよと話しました。

「今を一生懸命生きる」自分はこれが好きです。

大人になるとなかなか そうもいかなかったり、自分の場合は常に後悔も沢山ありますし、毎日毎日、俺は温いな甘いな、と思う事ばかりです。

子供達の頑張りや、純粋さをみていると自分を振り返る事ばかりです。

自分も彼らくらいの時期に寂しい出来事もあった事もあるのかなと今は思います。

少年時代はそれが寂しいとも感じていなかったのかと思いますし、当たり前な日常の中で毎日、楽しい事も沢山あったように記憶しています。(彼らと同じように友人達との遊びがまさに楽しかったです)

一つ言える事は寂しかったり、後々 絶望的な出来事が降りかかって来たとしても、一生懸命前向きに生きていたら、必ずまた楽しい時期がきます。

浮かれるのではなく自分も常に危機感や向上心を持ちたいなと考えています。

物事を色々 考えて深い人になりたいです。

一般部でも中高生達と壮年部の方々が頑張りました。

女子部のMさんは6月の全日本大会に向けてハードな稽古を繰り返しています。

壮年部茶色帯のMさんは中高生と変わらない厳しい稽古を当たり前にこなしています。

これからウエイトトレーニングと補強をやります。

明日も皆で頑張りましょう。

月曜日。

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国際大会が終了して、明日からは6月の審査の見極め等も行います。

昨日試合をした4人の生徒達の戦いぶりや、悔しかった気持ちを考えながら夕べは飲みました。(写真はタイの魚料理、美味い)

昨日4人とも頑張ったなと思っていました。

生徒達が勝てれば自分の事のように嬉しいですが 惜しかったり 悔しい負け方をすれば同じように自分も悔しいです。

国際大会の3位入賞を目前だった杉浦翔君の試合は自分も本当に落胆しました。(準々決勝戦まで勝ち進みベスト8)

残り1秒…

あれがまさに勝負の世界ですね。(相手により運不運も伴う)

彼はダントツに強かったですし、今後の彼の学年では完全にトップ選手になると思いますし、既にその実力がありました。

ただ、負けた試合からは確実に毎回学べる部分は実際にあります。

「次はこの相手や、負けたパターンは気をつけよう」と思いながら翌日から稽古をするようになるからです。

「今後の稽古で何を意識しながら稽古をしようか」「どの部分をどう変えるのか」考えて稽古をするというのはその部分です。

その後、考えて稽古に取り組まないと確かに そこから変われないです。

簡単な事でもないので なかなか直ぐに変われない事もあるのですが 確実に経験になる部分もあります。

自分も世界大会の切符をかけた試合や、全日本と名のつく大会での入賞を懸けた試合で、彼と同じ負け方をした事が沢山ありました。

一ヶ月くらい落胆していた事や、いまだに悔やんでいる試合も多々あります。

彼は あのレベルの大会でも通用する事も解ったと思うので経験として今後も自信に変えて貰いたいです。

夜10時近くになり、これからトレーニングします。

明日からまた頑張ります。

国際大会を終えて。

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東京体育館で行われた2日間の国際大会が終了しました。

応援に駆け付けて下さった東大和道場の生徒達や御父兄の皆様方、有難うございました。

2日間を運営スタッフとして働いてくれた池田凌祐君も有難う。

大変だったと思います。

セコンドとして手伝いをして下さった荒木先生、小柳さんも有難うございました。

東大和道場を代表して出場した4名の生徒達の頑張りも凄かったです。

残念ながら入賞者を出す事は出来ませんでしたが、全員が確実に次に繋がる内容だったと思います。

大舞台での緊張感に押し潰されないメンタルを既に4名とも兼ね備えていたと感じます。

彼らは一人一人 自信に満ちた様子がありました。

「今日はいける」と感じながら彼らにアドバイスを送り続けました。

選手として試合に挑む部分で感じる、メンタルの保ち方をひたすら彼らに伝え続けました。

あんなに素直に話しに耳を傾けてくれる彼らが本当に可愛いなと思います。

緊張感で初戦や、各試合での動きが固いのは誰しもありますが、それが必ずしもプレッシャーに飲み込まれている訳ではありません。

固くなるのは選手なら誰しもあるかと思います。

今回、4名の生徒達は自分自身に打ち勝てていましたし、全員が大舞台で初戦を突破しました。

「毎回確実に成長している」自分も嬉しかったです。

鈴木嵩人君。(初戦は得意の中段で緑帯の選手に完封しました)

2回戦では彼よりも一回り大きい、過去の国際大会優勝経験者との対戦となりました。

経験と技術、パワーの差で惜しくも判定敗退でしたが善戦しました。(次にやるべき課題もはっきり解りました)

彼ならまだまだこれからいくらでも変化をします。

今回も優勝した国際王者を相手に、今の彼があそこまでやれた事も収穫でした。

荒木拳三君。(2月の西東京都大会では国際大会連覇王者にも勝利していました)

初戦は絶好調、心身の充実を窺わせる内容でした。

セコンドの声をきちんと聴けて、その指示を確実に行える冷静さもありますし、精神的にも充実していました。

2回戦では優位に試合を進めながらも残念ながら、上段での技ありを貰ってしまいましたが また次に活かせたら良いです。

雨宮伶空君。(初戦、2回戦を順当に勝ち進みましたが、素晴らしい戦いぶりでした)

3回戦でも強豪を相手に一進一退の接戦ではありましたが、僅差で惜しくも判定敗退。(課題にしてきたのは挫けないメンタルと勝負への執念)

昨年までの彼とは試合経験を重ねる度に既に別人になりましたし、彼のセンスと直向きさなら、今後も更に強くなるかと思います。(彼は西東京都大会へも出場、支部内特選では優勝、今大会と3連戦で挑みました)

杉浦翔君。(今大会ベスト8)

本当に強かったですし、スピード、パワー、躍動感が半端ではなかったです。(彼は普段の稽古での実力を100%そのまま出せる選手です)

彼よりも遥かに大きい選手達を次々に打ち負かして勝ち上がりました。(2回戦では68キロの巨漢の外国人選手を圧倒的な強さで破りました)

その階級でも頭一つ抜けた強さと実力を発揮して準々決勝戦でも圧倒的な強さで試合をリードしながらも、試合終了間際、1秒による減点での敗退でしたが本当によく頑張りました。

入賞をかけた試合でベスト4を目前でした。(その戦いぶりと強さからは、確実に頂点を狙える実力がありました)

驚愕の強さを発揮しながらあんなに追い詰めていたのに… それだけに自分も本当に悔しかったです。

皆には色々な話をしましたが、全てを含めて勝負の世界なので 悔しいけれどまた次に活かせたらそれで良いです。

皆 本当によく頑張りましたし、カッコ良かったのと彼らを誇りに思います。

彼らは試合中に相手選手の反則を促したり、顔面を叩かれてのアピール等も決してしない生徒達ですし、その部分は日頃から常に伝えている部分でもあります。

あんなに いつも必死に頑張っているんです。

そんな清々しい様子が皆の戦いぶりに出ていましたし、皆はあれで良いです。

自分は正々堂々と戦う今日の彼らの様子がとても好きです。

また一緒に頑張ろう。

土曜日少年部。

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今日は審査に向けた稽古と一人一人の見極めを行いました。(まだ出来ていない生徒達には課題を与えるようにしています)

出来なかった事を出来るようにする為に、自ら努力をしていく事を学んで貰えたらと思います。

ミットやスパーリング、組手での追い込みでは今日も皆素晴らしかったです。

あの稽古を当たり前にこなせるようになっている子供達が本当に凄いなと思います。

受けの技術に関しては3パターンの方法に別けて行いました。

稽古後にも今日は色々な事を感じました。

「空手を通じて様々な事に自信を付けさせてあげる事」それが自分の仕事であり、生徒達への指導テーマでもあります。

厳しい稽古は試合の為だけの稽古ではないので、自分自信が長年感じてきた事を皆に伝えていけたらと常に考えています。

「色々な意味で俺ももっと変わっていかないといけない」と感じて心も引き締まる思いでした。

物事に対するモチベーション。

自分の為だけでは今の自らの稽古にしても、長年の試合にしても、今の情熱では続けて来れなかったと思います。(仕事に対しても同じです)

人は自分自身の為だけに頑張るには限界があるかと自分は思います。

そう思うと尚更、今の環境や、生徒達の為に頑張れる環境がある事に感謝しないといけないです。

指導を終えて、ウエイトトレーニングをしながら それを考えていました。

写真は今日の稽古後、皆が帰ってから また道場に来てサプライズのプレゼントをくれたT君とKちゃんの兄妹。

毎年 おしゃれなプレゼントを誕生日にくれます。

ハガキを開くと、ハッピーバースデーのミュージックが。(毎年くれる彼らのハガキを保管してあります)

たまに開いて聴いて癒されたりしています。

彼らは本当に空手が大好きです。

連日道場に通いますし、とにかく明るく前向きです。

試合に出れば、組手は決して器用ではありませんが本当に必死に頑張りますし、勝負は絶対に諦めない。

兄妹で喧嘩もする事もあるようですが、実際はとても仲良しです。(お兄ちゃんは妹思いです)

二人の様子をみていると癒されます。

彼らにはこれからも空手を好きでいて貰いたいです。

今日38歳になりました。

男としてもまだまだ青二才です。

年々、怪我や年齢的な肉体の衰えを感じる中での競技選手として いつまで今の稽古を同じレベルと質で続けられるかは解りませんがずっと頑張りたいです。

自分が辿ってきた気持ちや経験を若い生徒達に少しでも伝授出来ればと思います。

明日は東大和道場から4名の少年部達が国際大会に出場します。

勝っても負けても必死に頑張ってくれるかと思います。